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洛北雲ケ畑の山道で珍しいキヨスミウツボ:清澄靭(ハマウツボ科キヨスミウツボ属)に出会いました。
日本各地の山地の木陰に生える寄生植物で、カシ類、アジサイ、マタタビ類の根によく寄生するといわれています。
高さは5~10㎝、茎は群生して、肉質の鱗片葉が互生に着きます。
花は初夏、5~10個束になり、始め白色のちに黄色に変化します。花冠は筒状で長さ2㎝位、先は唇形になります。
和名は千葉県の清澄山で見つけられ、花穂の形が矢を入れる靭に似ていることからきています。別名に黄筒花(オウトウカ)があります。
環境省では未指定ですが、30を超える県で、レベルの差はありますが絶滅危惧種に指定されています。
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