ムシカリ(別名オオカメノキ:大亀の木) (名前の由来は葉から?) 2017-05-03 10:42:58 | 植物観察記録 4月下旬の湖北平池、残雪が残る林のなかでタムシバ(4月30日記事)とともに目立っていたのがやはり白い花のムシカリ(レンプクソウ科ガマズミ属)です。 山地に生える落葉低木で高さは2~5m、対生する葉は長さ7~15㎝の卵円形~広卵形で、にぶい鋸歯があり、表面は脈がへこみ、皺が目立ちます。 葉がよく虫に食われるところから虫噛まれが転訛してムシカリの名がついたとも、葉が亀の甲に似ているから別名のオオカメノキとなったなどといわれています。 4~6月、花穂の中心に小さい両性花が多数集まり、その周りを白い装飾花がとり巻きます。装飾花は直径約3㎝で平開します。 近縁のヤブデマリは、5弁の装飾花のうち1個だけ極端に小さいことで区別されます。 « エンレイソウ:延齢草(命を... | トップ | アズキナシ:小豆梨(皮目が... »
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