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10年以上も前、まだ植物に格別の関心も持たない頃、奥多摩(青梅市)の御岳山へ参詣した時、満開のレンゲショウマ:蓮華升麻(キンポウゲ科レンゲショウマ属)が群生しているのに出会いました。
気品ある花の姿が気に入って家で鉢植えにしていたのもいつの間にか消えてしまい、そののち山で自生するものにも出会うことがありませんでした。
福島県から奈良県の山中の樹下にはえる日本特産の多年草で、高さは40~60cm、根生葉や下部の葉は2~4回3出複葉、時に3浅裂し、荒い鋸歯があります。
7~8月、茎頂に径3.5cmほどの淡紅紫色の下向きの花をまばらな総状に開きます。
がく片は多数で花弁状になり、花弁も多数で長さ1.2cmくらいです。
和名は草がショウマに似て、花がハスのようであるからといいます。クサレンゲの別名があります。
この夏、信州のある食品会社の野草園で見かけたレンゲショウマ、自生ではありませんが、久しぶりに見る花が懐かしく、とりあげました。
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