庭に植えたシロシキブ:白式部(クマツヅラ科、ムラサキシキブ属)が名のとおり白い実をつけています。一昨日園芸店ではコムラサキをムラサキシキブとして売っていると書きましたが、その伝で単に白い実がなるからシロシキブとしているコムラサキの変種と思っていました。
ところが、念のために手元の図鑑であたって見ますと、ムラサキシキブの項に“果実の白いものをシロシキブという”とあります。
意外に思って庭に出て確かめますと、ムラサキシキブと区別するときのコムラサキ特徴である葉の鋸歯が上半分にあり、花序の柄が葉脇より上についています。
どうやらその図鑑はシロシキブをコムラサキの変種とするべきところを間違ってムラサキシキブの変種としてしまったようです。
シキブというなに幻惑されたのかもしれません。ちなみに式部を辞典で引くと②として女官の呼び名とあり、色には関係ないもののようです。
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