中学生世論調査の第2弾は、「うれしかったひと言」です。心も身体も大きく成長する時期に中学生がどんな言葉をうれしく感じているのか調査しました。同時に言葉の持つ力についても皆さんと考えればと思います。
激励・支える言葉(やればできる、ずっと友だちなど)52人(25.5%)
感謝の言葉(ありがとう)34(16.7%)
努力を認められる言葉(頑張ってる、部活上達した)25人(12.3%)
挨拶(こんにちは、おめでとうなど) 13人(6.4%)
ほめられた言葉(優しい、カッコいいなど) 11人(5.4%)
約束の言葉(また遊ぼう、こづかいあげるなど) 11人(5.4%)
成長を認められた言葉(大人になった、大きくなったなど)10人(4.9%)
ゲーム機の音声(Good job、ナイスオペレーション) 2人(1.0%)
その他(学級閉鎖、誕生日おめでとうなど)6人(2.9%)
うれしかった言葉なし12人(5.9%)
無回答 28人(13.7%)
《男女共に一番多かったのは激励したり、励ましたりする言葉》
「あんたやったらできる」「やればできる子」という言葉で勇気づけられ「あなたと友だちで良かった」「いつもみかたや」「いやな事困った事があったら相談して」「大丈夫?」という言葉で自分が支えられていることを実感できるのだと思います。なかには「あわてずにしっかり最後までゆっくり時間をかけなさい」と具体的に言ってもらえてうれしかったという感想や、「ベスト出さんかったら後で怒るで」というキツメの言葉がうれしかったという意見もありました。「今年もあなたの笑顔が見られますように」と友人から言ってもらえた人もいましたが、こんな言葉をくれる友人がいることは最高の幸せだと思います。アンケートは1月8日の始業式に配布したため3年生では受験に関する意見が多くありました。「頑張ったら伸びる」「やったらできる」と先生から言われたひと言でやる気になり、「安心して勉強しなさい」という親のひと言で焦りが消え、友人の「合格祈ってる」というひと言や、先輩からの「絶対この高校においで」と言われた言葉が励みになっていると回答が寄せられました。
《次に多かったのは感謝の言葉》
32人の生徒たちが「ありがとう」の言葉をあげていました。「ありがとう」のたった5文字の言葉が、これだけ多くの支持を得ているのだと改めて思いました。「いてくれてありがとう」「よく生まれてくれた」という回答も一つずつありました。深い意味を持つ言葉だと思います。
《3番目に多かったのは自分の努力を認めてくれるひと言》
「よく頑張っている」「成績が上がったね」「部活頑張っているね、うまくなった」などの言葉が頑張っている自分を見てくれているという安心感につながっていると思うのです。「頑張っているところみんなはちゃんとわかっているよ」という親のひと言は、不安を吹き飛ばす魔法の一言だと思います。
《4番目に多いのが挨拶「久しぶり」「こんにちは」》
こんなありふれた言葉が、うれしかったひと言の4位に入っています。「あけましておめでとう」という言葉も6人があげていました。今年は吉永小百合さんからの年賀状が届き、一瞬喜ばれた方も多くおられたと思います。どんなありふれた挨拶でも、それが自分にとって意味のある人からのものであれば喜びにつながるのだと思います。
《以外に少なかったのはほめ言葉》
ほめられるよりも具体的な行動を応援してくれたり努力を認めてくれたほうがうれしいということでしょうか。約束の言葉は11人中4人がお年玉やこづかいをあげるというもので、これは言葉というよりもそれに続く現金が目当てだと考えられます。その他の意見で「つっこみを入れてくれてうれしかった」という意見がありました。『笑いの文化』を大切にする大阪人らしい意見ではないでしょうか。ゲーム機の音声をあげた意見が2人いました。ゲームをクリアーしたときだけに流れる音声なのですが、人の肉声よりもゲーム機の音声の方がうれしいという心のありようを皆さんはどう考えるのでしょうか。
《愚痴やイヤミを言うよりも前向きなひとことを》
小規模校であるがゆえに数人の声により世論調査の結果が左右されるという統計上の問題があります。しかし子育てや教育の中で「言葉の持つ力」はたいへん大きいと考えます。愚痴を言いたくなる気持ちも良く分かりますが、子どもたちを支え、激励するひと言や「ありがとう」と言える「ゆとり」を大人たちが持ち続ける必要があると考えました。
また「うれしかったひと言」を言ってくれた相手は友人が57人で断トツの一位でした。このことは大人だけでなく、いやむしろ中学生の皆さんのひとことひとことが、仲間を励まし勇気づけていることを表しています。みなさんの中でお互いを励まし勇気づけあう関係を更に発展させていくことが必要なのです。
激励・支える言葉(やればできる、ずっと友だちなど)52人(25.5%)
感謝の言葉(ありがとう)34(16.7%)
努力を認められる言葉(頑張ってる、部活上達した)25人(12.3%)
挨拶(こんにちは、おめでとうなど) 13人(6.4%)
ほめられた言葉(優しい、カッコいいなど) 11人(5.4%)
約束の言葉(また遊ぼう、こづかいあげるなど) 11人(5.4%)
成長を認められた言葉(大人になった、大きくなったなど)10人(4.9%)
ゲーム機の音声(Good job、ナイスオペレーション) 2人(1.0%)
その他(学級閉鎖、誕生日おめでとうなど)6人(2.9%)
うれしかった言葉なし12人(5.9%)
無回答 28人(13.7%)
《男女共に一番多かったのは激励したり、励ましたりする言葉》
「あんたやったらできる」「やればできる子」という言葉で勇気づけられ「あなたと友だちで良かった」「いつもみかたや」「いやな事困った事があったら相談して」「大丈夫?」という言葉で自分が支えられていることを実感できるのだと思います。なかには「あわてずにしっかり最後までゆっくり時間をかけなさい」と具体的に言ってもらえてうれしかったという感想や、「ベスト出さんかったら後で怒るで」というキツメの言葉がうれしかったという意見もありました。「今年もあなたの笑顔が見られますように」と友人から言ってもらえた人もいましたが、こんな言葉をくれる友人がいることは最高の幸せだと思います。アンケートは1月8日の始業式に配布したため3年生では受験に関する意見が多くありました。「頑張ったら伸びる」「やったらできる」と先生から言われたひと言でやる気になり、「安心して勉強しなさい」という親のひと言で焦りが消え、友人の「合格祈ってる」というひと言や、先輩からの「絶対この高校においで」と言われた言葉が励みになっていると回答が寄せられました。
《次に多かったのは感謝の言葉》
32人の生徒たちが「ありがとう」の言葉をあげていました。「ありがとう」のたった5文字の言葉が、これだけ多くの支持を得ているのだと改めて思いました。「いてくれてありがとう」「よく生まれてくれた」という回答も一つずつありました。深い意味を持つ言葉だと思います。
《3番目に多かったのは自分の努力を認めてくれるひと言》
「よく頑張っている」「成績が上がったね」「部活頑張っているね、うまくなった」などの言葉が頑張っている自分を見てくれているという安心感につながっていると思うのです。「頑張っているところみんなはちゃんとわかっているよ」という親のひと言は、不安を吹き飛ばす魔法の一言だと思います。
《4番目に多いのが挨拶「久しぶり」「こんにちは」》
こんなありふれた言葉が、うれしかったひと言の4位に入っています。「あけましておめでとう」という言葉も6人があげていました。今年は吉永小百合さんからの年賀状が届き、一瞬喜ばれた方も多くおられたと思います。どんなありふれた挨拶でも、それが自分にとって意味のある人からのものであれば喜びにつながるのだと思います。
《以外に少なかったのはほめ言葉》
ほめられるよりも具体的な行動を応援してくれたり努力を認めてくれたほうがうれしいということでしょうか。約束の言葉は11人中4人がお年玉やこづかいをあげるというもので、これは言葉というよりもそれに続く現金が目当てだと考えられます。その他の意見で「つっこみを入れてくれてうれしかった」という意見がありました。『笑いの文化』を大切にする大阪人らしい意見ではないでしょうか。ゲーム機の音声をあげた意見が2人いました。ゲームをクリアーしたときだけに流れる音声なのですが、人の肉声よりもゲーム機の音声の方がうれしいという心のありようを皆さんはどう考えるのでしょうか。
《愚痴やイヤミを言うよりも前向きなひとことを》
小規模校であるがゆえに数人の声により世論調査の結果が左右されるという統計上の問題があります。しかし子育てや教育の中で「言葉の持つ力」はたいへん大きいと考えます。愚痴を言いたくなる気持ちも良く分かりますが、子どもたちを支え、激励するひと言や「ありがとう」と言える「ゆとり」を大人たちが持ち続ける必要があると考えました。
また「うれしかったひと言」を言ってくれた相手は友人が57人で断トツの一位でした。このことは大人だけでなく、いやむしろ中学生の皆さんのひとことひとことが、仲間を励まし勇気づけていることを表しています。みなさんの中でお互いを励まし勇気づけあう関係を更に発展させていくことが必要なのです。