へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

休刊

2008-09-24 21:50:15 | 休刊案内
眼精疲労と肩こりと頭痛でマッサージにいったら、あまりの顔面の痛さに自分の症状がかなり重症だということに気づいた。

顔面に“こり”の塊ができているみたいで、ちょっと押しただけでも悲鳴をあげてしまった。

どんだけ疲れてんだ…というわけでお休みします。

やっぱり運命だった?

2008-09-23 23:26:55 | おたより
このたび、めでたく結婚が決まりましたので、ご報告いたします






って、私じゃなくて私の“はとこ(またいとこ)”のことじゃ。
はとこは、北の方でやはり高校生を相手に孤軍奮闘の毎日を過ごしているわけだけど、何もわざわざ北の大地まで行ってまでする職業じゃなかんべ、と同じ高校生を相手に遊び暮らしている私は思っていた。
けど、彼女には理由があって、同じ大学で知り合った彼と結婚するために、追っかけていったんだな、これが。
でも、壊れた
それから彼女は、松坂慶子似の妹が超エリートと先に結婚しようが、体重が増え続けようが、黙々と実家にじゃがいもなどを送り続ける日々を過ごし、決して北の大地を離れることはなかった。
ところが、大地のようにしぶとい性格が幸いしたのかどうかしれないが、件の元彼と再会し…母親いわく“焼けぼっくいに火がついた”…めでたく結婚と相成ったらしい。
義理の兄をみた彼女の妹が言うには、
「ハ○てた」
…(^_^;)。
(出会ってから20年近くなりゃ、そりゃあ頭頂部が寂しくなるのは当然だろうよ~)
事実は小説より奇なり、というけど、こんなこともあるんだなあ、としみじみ思ったわけさ。
はい、お幸せに

PS.私は再会はもう期待してないし、したくもね~な。
うん。
だいいち、名前半分忘れちゃったあ~。

サイアク…

恒例運動会の場所とり

2008-09-22 22:05:13 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。

昨日は、1日遅れの運動会。
さすがにおとうさんは、今年はおとなしくしていて場所とりもしていなかった…と思っていたら大間違いだった。 ブルーシートをどこに隠しておいたのやら、保護者会で知り合ったどこかのおとうさんたちと示し合わせて、交代で学校に入り込んでいた。
たまたま、学校をのぞきこんだ広之おにいちゃんにどつきまわされてすごすごと戻ったきた。
「このばかたれっ
おばあちゃんの怒鳴る声も毎年のことだけど、
「なんだ、そんなことなら得意だぞ」
と、ややこしい人?が口を出してきた。
「関ヶ原のおじさ~ん」
ぼくはいやな予感がした。
「まかしておれ」
胸をどんとたたいて、鎧かぶとのおじさんと鳥羽伏見のおじさんと連れ立って出かけてしまった。
「こりゃあ、ヤバいぞ
慶子おねえちゃんがつぶやいたが、
「細太郎、ちょっとつきあえ」
と、ぼくを強引に連れ出し、チャリを2人のりして学校へ向かった。
案の定…。
おとうさんたちがしいたと思われるブルーシートのあたりに、ぼうっと白いかげと火の玉まで漂っていた。
「あちゃあ」
当然のことながら、ほかに忍び込んできた人たちは悲鳴をあげて逃げてしまい、勇敢にも写メをとりまくった人たちには、どこで覚えたのかピースサインに笑顔で応えるサービスつきだ
「“お菊の皿”かよっ
慶子おねえちゃんは呆れた顔でぼやいたが、
「なんか、新しい七不思議ができそうだねえ」
と、おじさんたちのすることをながめていた。
「冗談じゃないやい
ぼくはうなだれて、明日からのうわさを考えると呆れるだけじゃすまなかった。
そして昨日。
ぼくの家族が座るブルーシートを遠巻きにみる人たち、こそこそささやきあう人たちがいて、非常に困ったけど、
「幽霊いんの?あわせてよ」
という頼もしい友だちが押し掛けてきて、何とも答えに困ってしまったのだ。
「明日、遊びにこいよ」
と、近衛少将さんにせっつかれて答えるしかなかった。
参っちゃうよなあ~、もう。

お彼岸といえば・・・

2008-09-20 22:13:24 | へちま細太郎

こんばんは、へちま細太郎です。

運動会が中止になった、というのに晴れてしまった。
台風なんて気まぐれなんもんだ。
「その運動会とやらは、拙者も出てみたいものよの~」
と、ぼやくのは…。
「関が原のおじさん~、お盆はどうしたの~」
ぼくが、おとうさんが飲んでいるジュースに手を突っ込んでその指をしゃぶっている、関が原のおじさんに話しかけた。
と~ぜん、
「細太郎、なに独り言いってんだ?」
と、おとうさんが声をかけてきたけど、いわないほうがいいかもしれない。なぜなら、おとうさんの両隣には、関が原のおじさんと、鎧兜のおじさんがべったりと張り付いていたからだ。
・・・。
「いや、別に・・・」
「そうか~?受験ノイローゼか?」
「勉強なんか、してないって・・・」
「そうか・・・」
このくそおやじ。
「ま、怒るな、細太郎よ・・・。明日は、拙者も応援とやらに行ってやるからの」
「好きにしてよ
ぼくは、ため息をついてここのところ泊まりにきている慶子おねえちゃんと奈々子に目をやった。
奈々子は、楽しそうに近衛少将さんの烏帽子を引っ張っていた。
みえてんのか
「見えてんのよっ
と、怒っているのは慶子おねえちゃんだ。
「細太郎、あんたなんだってね、このわけのわからない連中を引っ張り込んだのは
「そんな、濡れ衣だよ~、勝手についてきたんだってば
「まったく、奈々子の将来に傷がついたらどうすんの。あんたね、変なものが見えたら・・・、あ、そういう商売もありか・・・」
「け、慶子おねえちゃん?」
と、文句をつけたりしていたが、さすがおばあちゃんと気のあう元レディースだけあって、
「こら、あんたもいっぱしの武士なら将棋ぐらいできないのか」
と、将棋盤を持ち出してきて、鳥羽伏見のおじさんと将棋を始めてしまった。
「慶子は・・・、何をやってんだ?」
広之おにいちゃんは、怪訝な表情で慶子おねえちゃんをみていたが、奈々子のきゃっきゃっいうはしゃぎ声にも頭を抱え込んでしまった。
運動会が流れて面白くないけど、こういうのもけっこう・・・面白いかも・・・。
って、普通じゃないよなあ、やっぱり


秋の大運動会

2008-09-19 21:47:06 | へちま細太郎
保護者各位
                                        平成20年9月19日
                             美都第三小学校 校長 長谷川 平蔵


                 運動会中止のお知らせ

保護者のみなさまには、平素よりわが校の行事に深く御理解と御協力をいただいております。
さて、明日予定しておりました秋季運動会でありますが、台風13号の接近に伴い雨が予想されます。また、グランドコンディションも雨のため悪化しております。
以上の理由のため、明日の運動会はやむなく延期ということに決定いたしました。
運動会は天候の回復を待って、明日の夜までに期日を各御家庭に担任より連絡いたします。
連絡網のご確認をお願いいたします。
なにとぞご理解のほどお願いいたします。

だから2千円札ってきらいだ

2008-09-17 22:01:14 | へちま細太郎

「ちきしょうっあのコンビニのババア
と、叫び声をあげているのは、慶子おねえちゃんだ。
「3,000円損したっ
慶子おねえちゃんは、元レディース…という噂ありの高校の体育の先生だ。
只今、産休中。
何を騒いでいるのかと思ったら、コンビニで10,000円札を出したら、おつりが足りないんだって。
つまり、5,000円札かと思ったら、2,000円札だったというわけで…。
よくある間違いだけど、3,000円の損は…大きいんだろうなあ。
だって、広之おにいちゃんのジャージがのびきっていたからね。
かわいそう…。
へちま細太郎でした。