へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

鈴鹿GP

2008-09-16 21:35:30 | 阪神タイガース&F1
昔の話。

鈴鹿GPで、最後尾スタートのミハエル・シューマッハが、まずはスタートダッシュで10台ごぼう抜きし(フェラーリだもん、当たり前)、さらに次々と追い抜いて3位まで浮上するというところまできた。
が、そこでタイヤが破裂。やむなくリタイアする羽目になったんだが、しかしシューマッハはそれでも何とか走る方策を探していた。
シューマッハのすごいところは、最後まであきらめないこと。レースで最後尾を走っていて優勝は無理だとわかっていても、あきらめない。
また、必ず次のレースのために車をチェックする目的で走っている。

阪神よ~、最後まであきらめるなよ~。

結局は、このオチかいっ

だって、今日もまた猛虎魂が消え失せたみたいだしっ

つい…(^_^;)

2008-09-16 21:24:00 | へちま細太郎
「で、何これ」
「何これって言われても…」
「買ってきたものが説明できないのっ
「いやあ、見ての通り串に刺さったイカだと思うけど」
おとうさんとおばあちゃんは、真空パックの袋を手に取ってもめている。仕事でたまたま駅に行った時、コンコースの特設売店で、伊勢名物を売っていたんだって。
「だったらなんで赤福買ってこないの
「なかったんだよっ文句なら赤福に言えっ」
何も顔を真っ赤にして怒ることないだろうに…。
やだなぁ、子供で…。
「うまいぞ、これ」
ふいにおじいちゃんの声がして、いつの間にかイカがおじいちゃんの手にあり、
「ビールにあうぞ」
と、一口飲んではかじり、一口かじっては飲み、と実においしそうにしている。
「ああっ、それ一個だけなのに」
「そ~け~」
「バカ息子っ何で1個しか買ってこないのっ気がきかないんだから
「3個で1,050円だから、ほかにせんべい買ってきたろ」
「うるさいっ
要するに、イカを食べたかったんだね、おばあちゃん。
松阪牛せんべいも、けっこううまいと思うけど…。

へちま細太郎でした。