全くいやな世の中である。利己心が攻撃された。利己的だと言われると自分はそうでないと思い腹が立つ。なぜ腹が立つのか?利己的であるとなぜいけないのか?他者から利己的と言われることは、他者との共存を自分が否定したと他者に思われたことを意味する。つまり他者が自分を利己的と評価したことは、自分が彼の敵だと彼から宣言されたようなものである。自分を守る必要がある。だから他者に攻撃の口実を与えた自分の油断に腹が立つ。
他者がいなければ利己的という概念がそもそも成立しない。利己的であることがマイナスに評価されるのは他者の視点に基づく。利己的だと他者から言われることは、実は他者によって「お前はおれとの共存を顧慮せずおれと敵対するのか!」と攻撃されることである。利己的だと他者から言われることは危険である。
他者がいなければ利己的という概念がそもそも成立しない。利己的であることがマイナスに評価されるのは他者の視点に基づく。利己的だと他者から言われることは、実は他者によって「お前はおれとの共存を顧慮せずおれと敵対するのか!」と攻撃されることである。利己的だと他者から言われることは危険である。