紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

手抜きで糠漬け開始 田舎暮らしの流儀をかなぐり棄てた「あるまじき糠漬け作り」

2016年06月17日 | 我が家の食&漬物作り

例年、キューリやナスビの収穫前には、米屋さんで米糠を1袋買ってきて大きなポリ容器で「糠床作り」に取りかかる。発酵するのに3週間ぐらいかかるのを見込んで準備しておく。今年は、我が家がテンヤワンヤで「糠床」を作っておく心の余裕もなかった。

先日、キューリ・ナスビの収穫が始まってから「糠床作り」ができていないことに気づいた。キューリ・ナスビの収穫が始まると、料理に使うだけでは食べきれない。ご近所さん達も作っているので余れば廃棄するしかない。例年、ナスビ・キューリを収穫すると、料理用に使う分以外は全て糠漬けにしている。漬物にすると親戚や知人が待っているし、余れば冷凍保存しておける。

それ以上に、キューリやナスビの糠漬けがなければ、旬の楽しみがなくなるどころか、「キューリ・ナスビの糠漬けで食べるお茶漬け」なくして、食欲が減退する夏場は乗り切れない。やむなく、「手作りを原則とし手間暇かける田舎暮らしの流儀とプライド」を棄てて、「あるまじき手抜きの糠床」を作ることにした。

買ってきたのは、「熟成ぬか:1kg」「ぬか漬けの素:2kg」。

「熟成ぬか」は発酵しているので、そのまま袋にキューリやナスビを入れてチャックし冷蔵庫に入れておけば、翌日には漬物が食べられるというもの。今まで、都会の人が使うものだと思っていた。

「糠漬けの素」は「米ぬか・塩・昆布・とうがらし」などが入っているので、水を入れれば糠床作りがスタートできるというもの。「熟成ぬか」みたいに発酵していないが、割安だし、いろんな材料を買い揃える必要もないので、「糠床」へ追いたしするのには便利かも。

例年の1/4程度の大きさのミニ・ポリ容器に、「ぬか漬けの素」2袋と水を入れて混ぜた後、「熟成ぬか」1袋を加えて混ぜ込んだ。さらに、いい味がでるようにと「昆布」と「とうがらし」を追加し混ぜ合わせた。これで数日すれば「キューリ・ナスビ」の美味しい糠漬けが楽しめるはずと思いながらも、待ちきれずに「キューリ3本・ナスビ3個」を漬け込んだ。明日の試食が待ち遠しい!

 

 



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