紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

みんな ありがとう(その1)!

2021年07月01日 | 田舎暮らし&家族

梅雨本番のおかげで畑にも出られずノンビリの日々となったので、先日『父の日やら何やらで長男夫婦・長女夫婦・次女夫婦からもらったプレゼント』について、アレコレと思いを馳せた。

 

1.ドリップコーヒー&ビールのおつまみセット

自分の日課は、凍える冬場や悪天候の日を除き、朝起きると軒下の椅子に座り、インスタントのブラックコーヒーを楽しみつつ、深呼吸して新鮮な空気を吸いこんだり、庭から見える周辺の果樹や向かいの山々の景色を眺めたり、新聞を読んだり、復活したタバコをくゆらしたりしている。

ドリップコーヒーを頂いたので、しばらくは美味しいコーヒーで朝のひとときを楽しませてもらおうと思っている。

・・・・・・・

添えてあったメッセージカードに書かれていたいくつかの感謝の言葉に、感謝されるほどのことをしていないだけに思わず身が引き締まった。

 

2.柿の葉寿司

娘婿が大好物の「柿の葉寿司」を持って来てくれた。

昔からの郷土料理で、全国一の柿産地である県内の「紀北地方」やお隣の「奈良」で作られている。寿司飯に「さば」の切り身をのせ、柿の葉で巻くから『柿の葉寿司』と呼ばれている。

もらった「柿の葉寿司」は、紀北地方の隣町の奈良・五條市の「たなか」の『柿の葉寿司』だった。

「さば・さけ・たい」が各7個ずつ入っていた。基本は鯖で、鮭も食べたことがあるが鯛は初めてだった。

でも、自分が好むのは元祖の「鯖」。

食べなれている我が紀中地方の郷土料理である『早寿司』の影響もあってか、『鮭や鯛と違って、ご飯に鯖の味が染み込んだ風味は別格や!』と、我が味覚が叫んでいた。

 

・・・ちなみに、我が地域の「早寿司」とは・・・・

我が「紀中」では、寿司飯に「さば」の切り身をのせ、アセの葉で巻いた『早寿司』や「なれ寿司」が昔から伝わっている。

県内でも人気で、殆どのラーメン店には『早寿司』が置かれている。ただ、巻いているのはアセではなくビニール製。 

お寿司でも「バラン」と称してビニール製を使っているから、違和感はないが・・・

我が家の裏庭の一角に、今は使われることもなくなった本物の『バラン』が寂しそうに佇んでいる。

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