本州で初めて、台風22号が紀伊半島を暴風圏に巻き込んだ。我が地域は、暴風圏の端っこだった。
昨日から雨が降ったり止んだりだったが、今朝からは本降りの雨だった。お昼頃からは、土砂降りの雨となった。13時過ぎから15時過ぎまでは暴風雨に見舞われた。今はヤマを越え、時折、強風が吹く程度に収まってきた。
先週の台風21号で床上浸水や土砂崩れで復旧中の県内各地では、今回の雨でダブルパンチとなった。
我が地域でも、前回の台風で「収穫前のみかん」が暴風で揺さぶられ、落果したリ枝が折れたり、枝とこすれてミカンに生傷ができたりの被害を受けた畑も多かった。今回は前回ほどでないにしろ、暴風・強風でさらに被害が拡大したことは間違いない。
秋雨が続いた上に、さらに台風が2回。収穫作業ができず、今月中に収穫を終えられない「極早生みかん」は、出荷も危ぶまれる事態となっている。
猛暑の中、摘果やカッパを着て農薬散布したりと、頑張って栽培してきた「みかん」なのに・・・
自然災害に たたかれても・たたかれても 受入れ・耐え抜き・生きていくしかないのが「農業」の宿命とはわかっているものの・・・