紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

南高梅 塩漬け

2024年06月20日 | 家庭園芸&直売所

「南高梅」を塩漬けして5日が経った。水上がりしてきたので重石を軽くした。

塩漬けして約10日が経った「普通梅」は、重石を軽くしてから5日が過ぎた。

・・・・・・

今季の南高梅は、散々だった。

主産地のみなべでは、今年の梅は不作と聞いていた。カメムシが全国的に多発しているとも聞いていた。それは承知していたことだった。

我が家にある1本の南高梅は、収穫・防除がしやすいよう脚立が必要な枝はバッサリ剪定する上、受粉樹の小梅と開花時期がずれるので着果が少なく毎年不作が当たり前。ただ南高梅の大粒は希少なので不作を承知で栽培している。

1週間ほど前、その南高梅を収穫した。

これまで殆ど発生したことがなかった黒星病が多発していた。

はっきりしているのは、通常の防除計画では殺虫剤・殺菌剤を少なくとも4~5回程度は散布すべきところを我が家庭園芸では1回しか散布しなかったことが病気を発生させてしまったのは間違いない。

ただ、我が家にとって薬剤散布1~2回は例年のこと。今季の天候が災いしたとしか思えない。

梅干しを食べる時は、立派で綺麗な南高梅の果実を食べたいので、黒星病が多くみられた果実は廃棄した。梅干し用に残ったのは、僅か4kgになってしまった。収穫量の半数以下だった。

擦り傷なども除外した。梅シロップ用にと思っていたが、家内から「すでに普通梅ので十分」との声。梅酒用にとも考えたが、過去に作ったのが殆ど飲まずに残っているし・・・

勿体ないと思いつつ、思い切って廃棄した。

来年から、殺菌剤だけは散布回数を増やす必要があるのかもと思いつつも、普通梅には黒星病は殆ど見られなかったし・・・さて どうする?

昨日のことも忘れてしまったりする昨今。今、来年のことを考えたところで1年も経てば覚えているはずもないことに気づいた。



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