年末恒例の「お餅つき」をした。
我が田舎では、昔から続いている家でも、家で「お餅つき」をせず、正月のお供え用の「お餅」だけ買ってくる家庭をみかけるようになった。また、「蒸す・つく」ができる全自動の餅つき機で、「お供え用」と「雑煮用」だけの少量の「お餅」を作る家庭もみかける。高齢化したり、家族が減ったり、世代交代したりで、田舎も様変わりしつつある。
我が家では、お供えや雑煮用だけでなく、長男家族はお餅大好きだし、嫁に行った長女も次女も正月にお餅を持って帰るのを楽しみにしているので、まだまだ「恒例行事のお餅つき」をやめる訳には行かない。
そこで、親から受け継いだ年末恒例の「お餅つき」行事が自分の代で終わるのではなく、さらに長く続くようにと1昨年から後継者育成にとりかかった。今年も、その後継者である「長男家族」が、「お餅つき」の準備から片付けまでを含めた全てを取り仕切ってくれた。自分はサポート役でお手伝いしただけ。家内は実家の手伝いで不在なので関知すらしていない。
我が家の「年末恒例のお餅つき」は、少なくとも次世代までは受け継がれていくことを実感した日だった。
<セイロで蒸すこと、約90分>
<神棚などお供え用のお餅:大小の重ね餅12セット>
<雑煮用のお餅>
<のし餅:表面がやや固くなる2日後に、切り餅にする>
今年、「のし餅」が少ないので、長男に「孫達が大好きなのに少なくない?」と聞いたところ、「どれだけ多く作っても、アッという間になくなる。キリがないので少なくした。冷凍庫にも入ら切らないし」とのことだった。
<女児2人:雑煮用のお餅を千切ったり丸めたりしているのか、粉遊びしているのかがわからない>
男児2人は「餅きり君」で頑張ったかと思うと、出来立てのお餅を「きな粉」や「砂糖・醤油」で食べるのに夢中だった・・・自分もお昼は「お餅」にした
「お餅つき」、一番楽しそうだったのは孫達4人だった。大人になった時、きっと思い出してくれるに違いない・・・