新春の今日、青春クラブが始動した。
このカーリンコンという競技は、氷上のカーリングを真似、床の上でできるようにアレンジしたらしい。参加者からは、すこぶる評判がいい。
競技中の選手は勿論、全参加者の眼が縦10m・横5mのコートに注がれ、一投一投に大歓声が起こったり・笑い声が響いたり、時には冗談まじりのヤジも飛ぶ。ゲームも楽しいが、その雰囲気も楽しいと言ってくれる。
今回の参加申込者は、男性6割・女性4割、年代は60代と70代がほぼ半々だった。参加人数が確定していたので、昨夜、チーム編成や組み合わせや試合ルールなどを準備しておいた。
①6チームによるトーナメント制で順位決定戦も行う。全7試合。
②施設を借りているのは午前中だけなので、全7試合が時間内に終われるよう、1試合の制限時間を設定した。
③チーム編成は、審判のできる3人が同じチームにならないよう割り振っておき、参加者にはクジを引いてもらうことにした。
終始、和気あいあいの内に終わった。今日は、いつもの景品も飲み物もなしだったが、帰り際、ゲームの余韻を楽しむかのように、大声で談笑する声がアチコチから聴こてきた。帰る足取りも軽やかそうだった。
それに引き換え、この冬場、ロクな運動もしていなかった自分は、帰り際には足が「いっぱい・いっぱい」の状態になっていた。よく考えてみると、約3時間、審判やゲームで「動きっぱなし・立ちっぱなし」だったことに気づいた。
夢中で動き回っていたことが、和気あいあいの3時間の「心地よさ」が、途中の足の疲れを吹っ飛ばしていたことに気づいた。
<会場の「きびドーム」:地区自治会で借りるので施設利用は無料>