神社の秋祭りも終わり、秋の夜長、ふと「神様の世界」・「心の世界」に思いを馳せてしまった。
「恨み」「怒り」「妬み」「傲慢」「不平・不満」「不安・イライラ」「欲(権力欲・金銭欲・色欲など)」などが「悪想念」と呼ばれたり、宗教・宗派で五欲や煩悩、十戒などとして「戒め」られている。
日常生活でストレスを引き起こす要因ともされているこれらは、宗教・宗派によって自分の「魂(心)」を汚し、それがその人の健康や運命にも影響するという教えもある。昔から「病は気から」と言われていることも、そうした教えから来ているのかも知れない。
こうした「悪想念」や「戒め」を知ると、宗教・宗派に関係なく「心しようという思い」が脳裏に浮かぶ。そして「悪想念」を抱かず「善い想念」を持つよう、日々、心がけようと思う。なのに時間がたてば、いつしか「善い想念」よりも「悪想念」が多く自分の脳裏にはびこっていることに気づく。その都度、「悪想念」を反省し「善い想念」に切り替えようと気持ちを新たにする。
そんなことを繰り返す自分を見つめる時、「自分で自分の想念を管理しきれない情けなさ・もどかしさ・難しさ」にため息をついてしまう。