紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

我が家の「紅八朔」 & 隣地の「八朔採り」

2018年01月10日 | 家庭園芸&直売所

2本の紅八朔の苗を植えてから2~3年。幼木は樹の成長を優先するので、果実は幼果の時に全摘果してしまうのが栽培の基本。

1本は全摘果したが、他の1本だけは味をみたいので少しだけ果実を実らせた。

ボツボツ収穫するか、木成りで4~5月までおくか、大きくなった果実をみながら畑で思案していたら、隣の畑で老夫婦が八朔を収穫していることに気づいた。声をかけた。

自分:「もっと、樹においておくのかと思っていたけど・・・」

84歳のおじいちゃん:「樹に置くほど、ホゾが落ちるので採ることにしたんや」「ホゾ落ちは安くなるし・・・」

自分:「昔から、本場の紀の川市やったらホゾなしで収穫してるのに、こっちの共選は、なぜかホゾつけなアカンみたいなあ・・・」

84歳のおじいちゃん「八朔って、もともとホゾ落ちしやすいんや。ホゾつけよとしたらハサミで採らなアカンし面倒や」

自分:「こっちの共選、ホゾつけて付加価値をつけようとしているんやろうなあ・・・」

84歳のおじいちゃん「多分、そうやろうなあ。でも、同じ有田でもホゾつけんでもエエ共選もあるらしいで」

自分:「フーン」「樹高いんで、採るの大変やなあ。高いところ、息子さんが休みの日に採ってもろたらエエのに・・・」

そんな会話の後、思案していた我が家の「数個だけの紅八朔」の収穫時期が決まった。老夫婦に刺激され、収穫することに決めた。気になるのは、紅八朔なのに皮が赤くなく普通の八朔と同じ色みたい。味見は、しばらく貯蔵してからのことなので、わからない。

ちなみに、八朔の生産量日本一は「和歌山県」。

<我が家の紅八朔>

 

<84歳の元気なおじいちゃん:首にテボをぶらさげ、脚立の最上段に足をかけて八朔を収穫中:凄い!凄い!

 




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