我が家に泊まり込んでいる外孫から、『おじいちゃん ブランコしたい』と声がかかった。
ブランコに慣れていないからか、付き添ってという意味だった。いつもは重い腰だが、孫に言われると軽々と腰が上がった。庭に出た。
我が手作りのブランコで遊び出した。すぐに上達した。
「キャッキャッ」と大声を出しながらブランコ遊びをする孫を見守っていると、その声が聞こえたのか別棟から内孫が飛び出してきた。
変わりばんこしながら、内孫もブランコ遊びを始めた。
仲良く2人乗りを始めた。
しばらくすると、遊びが変わった。倉庫から、内孫がボードと三輪車を出してきて遊び始めた。
今度は、もう一人、バスケットボールを持った内孫が出てきた。シュート練習するのかと思っていたら、ドリブル練習を始めた。そのうち、自分がパスの相手をすることになった。
連休なのにコロナで遊びにも連れて行ってもらえない可哀そうな孫達。できるだけ孫のお相手をさせてもらっている。
我が子が幼少の時、殆ど遊び相手になってやれなかった『借り』を、せめて孫にお返ししとかねばという負い目もないではないが、それ以上に『孫のかわいさ』に魅せられてお相手をしている。