氷雨とまではいかなかったが、風情を感じさせる雨だった。
お寺の総代で相談していた「お寺の本堂など、後世用に記録しておくための写真ブック」を作成した。昼過ぎに出来上がったので、総代長宅に見てもらいに行くと、お礼の言葉とコーヒー、続いて、なんと封を切っていない『越乃寒梅』がでてきた。この時間に酔うわけにいかず、でもお気持ちが嬉しく、また『越乃寒梅』の名声に負け、少しだけ頂いた。お酒のツーではないが、飲み口「スッキリ」に感じた。美味しかった。
代務住職さんから頼まれていた「お寺の写真ブック」のUSBメモリー版、用意したので連絡すると、行くといって自分で我が家まで取りに来てくれた。「このUSBメモリー、何十年後には、記録媒体が読めなくなっているかも・・・」などと談笑後、散歩中らしく、100kgの巨体を揺らしながら帰っていった。
堤防の草刈や清掃の補助金、もらうのに届出書類に必要事項を記入し、「参加者名簿」「活動状況を写した写真ブック」「傷害保険の契約書」を各2部用意した。「自治会口座の通帳コピー」も必要なので、会計さんに頼んだ。これで、いくらくれるのかな。
このボランティアは、草刈機・チェーンソー・大鎌・草刈鎌などの農機具を、各自に持ってきてもらった。また、自治会では、傷害保険に入り、参加者全員にパン・飲み物を配った。こんなん、都会では無理やろうなあ。お金のレベルではない。
我が田舎では、こういう協力は当たり前という意識が常識。こういう郷土愛が、田舎を守るということだけでなく、国を守る原点なのかもしれない。