岡山県倉敷市の塗装屋日記

岡山県倉敷市の共栄塗装店の2代目が、仕事から日々日常の事まで書いております。

木部のあく洗い

2012年04月13日 17時19分49秒 | Weblog
今週火曜日より、総社市のお客様宅にて、
外壁の塗装をさせていただいております。

ここまで、
足場組み→高圧洗浄、ときて
現在は「あく洗い」の作業中です。


~あく洗いとは?~

この度のお客様宅は、無垢材をふんだんに
使用した、木造建築です。
「破風板」や「鼻隠し」といった部分に
木材を使用されていますので、どうしても
経年による、「雨染シミ」や「色あせ」などが、
木部に見受けられます。

それらを取り除き、キレイな状態に戻してから
塗装をするための下準備が、「あく洗い」です。

「あく洗い」と一言で言っておりますが、
そんの作業は大きくわけて、
「あく洗い(汚れ落とし)」
「シミ抜き」
「漂白」
の3工程にわかれており、それぞれに
異なる薬品を使用いたします。

まず最初の工程である、「あく洗い(汚れ落とし)」から。

使用する薬剤は、「アクロン」というものです。


A液とB液を同量で混ぜ合わせ、
3倍ほどの水を入れて、十分に混ぜます。

これを、硬めのハケで木部に塗りこみます。


5分~10分ほど待つと、汚れが浮き出てきますので、
水を含ませたハケで、薬品と汚れを洗います。


後は、ウエスで残った薬品と水分を拭けば、
第一工程「あく洗い(汚れ落とし)」は完了となります。

もちろん、これだけでは完全に汚れは落ちませんので、
頑固な汚れはペーパーなどでこすり落とします。

汚れ落とし前です

汚れ落とし後です


柱の汚れ落とし前です

柱の汚れ落とし後です


この先を日を変えて、「シミ抜き」「漂白」を
おこなっていきます。
お客様、どうぞよろしくお願いいたします。

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