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岡山県倉敷市の塗装屋日記

岡山県倉敷市の共栄塗装店の2代目が、仕事から日々日常の事まで書いております。

水性シリコン浸透シーラー

2010年01月11日 17時42分43秒 | モルタル外壁塗装2010年1月岡山
岡山市のお客様宅の外壁塗装を紹介いたします。

本日の作業は、1階の北面と南面に、
塗装の1回目にあたる、
「下塗りシーラー」塗装をいたします。

まずは、窓などの「汚してはいけない部分」を
「マスカー」という名のナイロンで隠します。
この作業を「養生」と言います。

「養生」作業中です。


お客様宅の雨どいは「銅版製」ですので、塗装はしません。
ですので、雨どいも養生いたします。


窓もこのように、しっかりと養生いたします。



今回使用する下塗りシーラー塗料、
「水性シリコン浸透シーラー」(日本ペイント)です。


無色透明の塗料であります。
仕上げ塗装をした後にはわからないようになりますが、
仕上げ塗料をより完璧に仕上げるために、
決して欠かせない、重要な下塗り作業です。

細部はハケ塗り

広い面はローラーにて塗装いたします。



次の塗装を重ねるためには、充分な乾燥時間が必要です。
なので、本日の作業はここまでにして、
翌日、2回目の塗装工程である「微弾性フィラー」をいたします。

塗装前の下準備

2010年01月09日 13時54分27秒 | モルタル外壁塗装2010年1月岡山
岡山市のお客様宅の外壁塗装を紹介いたします。

昨日の午前中に外壁の高圧洗浄を済ませて、
乾燥させるため昨日は昼で作業は終了。

本日はひび割れの補修など、
塗装前の下地処理をいたしました。

下の写真のように、すでに使用されていない金具があります。


外壁塗装の邪魔になりますし、金具のサビが
外壁に流れ落ちて、壁を汚すことになりますので、
不要な金具はすべて除去いたします。

このように取り外して


コーキングプライマーを塗布後、コーキングで穴を埋めます。



こちらのパイプは、まだ取り外すことはできませんので、


ワイヤーブラシでサビを削り落とした後、


下塗りサビ止め塗装をしておきます。


後日、外壁同様にこのパイプにも仕上げ塗装をいたします。


外壁にヒビが多々見られましたので、
コーキングで埋めております。




コーキングをよく乾かすために、
明日の日曜日は作業を休みます。
月曜日より、本格的に塗装にかかる予定です。


今回使用する外壁用塗料を紹介いたします。

下塗り塗装(1回目)に使用する塗料
「水性シリコン浸透シーラー」です

日本ペイント社の高性能下塗り材でありまして、
外壁の水分吸収を防ぎ、2回目以降に塗る塗料との
接着剤の役割も果たす、重要な塗装工程です。

下塗りの2回目に使用する塗料
「アンダーフィラー弾性エクセル」です

乾くとゴム系になる「微弾性塗料」でありまして、
外壁のヒビに追従して、ひび割れを防ぐと同時に、
ザラザラの壁面をゴム系のなめらかな表面にすることで、
汚れにくい下地を作ります。

そして仕上げの塗料(3回目と4回目)
「水性シリコンセラUV」です


日本ペイント社の外壁用水性シリコンの高級品です。
その名の示すように、「UV=太陽光に強い」塗料でして、
経年による色の劣化を防ぎます。

また今回のお客様宅は、
車通りの多い道に面しておりますので、
排気ガスやホコリのために、壁が汚れやすい状態です。

お客様もそれを気にしておられましたので、
排気ガスやホコリに強い塗料として、
この「水性シリコンセラUV」を選択させていただきました。

外壁塗装

2010年01月07日 18時33分32秒 | モルタル外壁塗装2010年1月岡山
本日より岡山市のお客様宅にて、
外壁塗装を開始させていただきました。
お客様、よろしくお願いいたします。



お客様宅の外壁の現状の表面は、
「弾性リシン」という種類の外壁材です。


表面がザラザラとしているため、
年数の経過とともに汚れの付着が目立つ壁質です。

今回の塗装ではその欠点を改善し、
「汚れにくい」「ヒビ割れのしにくい」
塗装施工を施します。

2階、ベランダ部分です。


ベランダの手すりも塗装をいたしますが、
手すりの部分が「普通の鉄製」
その下の浅木部分が「塩ビ鋼板製」です。


それぞれに特性があり、それに適した塗料を
選択しなければ、数年で塗膜がはがれる恐れがありますので、
的確に塗料を選択することが不可欠となります。

鉄製ですので、サビが発生いたします。


鉄製の手すりは経年劣化により、サビが発生しますので
それを防ぐために、「エポキシ系サビ止め塗料」を
下塗り塗装に使用いたします。

エポキシ系サビ止め塗料「ザウルスEX」を使用いたします。



「塩ビ鋼板製」は、トタンの表面に塩ビがコーティングされており、
通常のトタンのように塗料を吸い込みません。



普通に塗装をすると、「塗膜がはがれやすい」、
「塗料が乾燥しても、いつまでもベトベトする(可塑化」
という症状をおこしやすい、やっかいな材質であります。

それらを防いで完璧な塗装をするためには、
専用の上等な下塗り塗料を使用する必要があります。

今回使用する塗料の「リフノン」です。

「可塑化」を防ぐと共に、強力な密着力で
塗膜のはがれを防ぐ、とても信頼できる塗料です。


初日の本日は、まずは足場の組み立てです。