百田 尚樹 著
「絶対良いから読め!」
って、息子からの推薦。
4月上旬頃から読み進めGW後にやっと読み終える事ができました。
敗戦後借金を負いつつ、従業員を一人も馘首せず石油会社の再建を
果たした男、国岡鐡造。
商品を動かすだけの中間搾取はせず生産者と消費者を
直接結びつける大地域小売業を理想とする経営理念は、
借金の累積があっても銀行家の心も動かす。
そして、下巻では国際石油カルテルとの闘い。
上巻では涙ばかり出てきていましたが、下巻では彼の信念の強さに
圧倒されるばかりでした。
解説を読み、国岡鐡造=出光佐三と知りました。
丁度、宮崎空港で私たちの乗る飛行機に給油している車の
「出光」の文字を見て、すでに読み終えていたこの本の事を思い出しました。
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