三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

帰ってきた十九の恋人。

2018年05月17日 | 三味線のはなし
18か19だかの頃に初めて手に入れた三味線。
沖縄民謡の「十九の春」にちなんで
十九の恋人と呼んでいる可愛い子が
全身エステから戻ってきました。



ぴかぴか。

この話をすると結構驚かれますが、
三味線の棹は勘減りといって
弾いてるうちに糸で押さえるところが削れて凹んでいくので
ときどき全体を削って平らにしてもらいます。
つまり何度も繰り返すうちに三味線が細くなっていく、
すなわち消耗品(涙)。

とくにこの子は木が柔らかめらしく
鳴りやすい反面、傷つきやすいのだそうだ。
いつかはお別れしなくちゃいけないのね。
でも、やはり可愛い子。
こうなると今度は撥も欲しくなってくる……


 
Shamisen + vocal 松浪千静
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ライブ予定
5月26日(土) Night of 1000 Eyes vol.20
5月27日(日) 萩之茶屋本通商店街演芸場2018
5月31日(木) 狂人企画vol.141,5
►詳しくはこちら

演奏依頼はこちらへ
松浪千静website


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