目次をぱらぱら見ていたら
「高橋竹山さんを悼む」という文章が目に入る。
多くの津軽三味線の奏者たちが、主に迫力とテクニックを追及しているように見える中で、むしろ竹山さんの繊細さが際立ってきた。
もうひとりの名手、木田林松栄の歯切れよく叩くような弾き方とは対照的に、歌うがごとき情緒ゆたかなスタイルを発展させた。広く注目されるようになってからも、どんなに難しい曲弾きもテクニックを誇示するのでなく、深い味わいを感じさせる方向に進んできたように思う。
簡潔でしかも実に優雅かつ透明な、素晴らしい三味線を聞かせていた。
その通りなんです! それが言いたいんですよ私もいつも!!
1頁の短い文章だけれど、正しくそれです、私が目指したい音。
叩き三味線がダメだとは思わない。いい演奏家もたくさんいる。
でも、叩き一辺倒みたいな風潮には抗いたい。
こう弾きたい、こんな音が欲しい、
そういうのが自分ではっきり見えてる。
だから津軽三味線はやめられない。
椿紅静月×松浪千静×豊澤住静
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►活動予定
4月12日(金) 三味線三昧@京都・天Q
4月20日(土) 義太夫体験教室@一心寺・南会所
►演奏依頼 承ります
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ワークショップなど、三味線出張演奏いたします。
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