三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

ようやく腑に落ちた。

2021年01月13日 | 三味線のはなし
歌とか声とかについて
いろいろ考えている。

その中で
いつも思うのが ”生まれついての声” というもの。
個性的な声の持ち主が羨ましい。
たとえば、桑田佳祐や井上陽水みたいな
唯一無二の声を持つボーカリストに
憧れと敗北感を持ってきた。
何を歌っても、自分のものにしてしまえる強い個性、
それが即ち歌い手の力なのだと思っていた。
そして、自分にはそれがないことに悩んできた。

でも、逆だった。
すべてを一つに持っていくんじゃなくて、
どんなキャラクターでも、どんな物語でも
歌で描くことのできる表現力、
それが人の心を動かすことができる。
そして、それなら、誰にでも手に入れられる可能性がある。

ようやく理解が追いついた。


 椿紅静月×松浪千静×豊澤住静
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►演奏予定
 2月19日(金) 古今東西「弦」meeting@西院GATTACA
 2月26日(金) 三味線三昧@京都・天Q
 詳しくはこちら
►演奏依頼 承ります
 ステージイベント、パーティ、ブライダル、レクチャーコンサート、
 ワークショップなど、三味線出張演奏いたします。
 小さな会場でも、ご予算が少なくても大丈夫。
 ブッキングライブ、コラボレーションなども歓迎。
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