やってる“つもり”だけでは届いていない。

今日は
師匠たちのお稽古を一曲、見学。

自分がお稽古つけていただいてる時は
弾くのに必死だったり
譜面と見比べながらだったり
ずっと師匠の手元を見ている余裕などないので、
貴重な時間。

本当に一撥ずつ
撥を当てる場所、角度、強さ、など
こんなに変化をつけてるのか、とよくわかった。
自分の演奏がいかにのっぺらぼうかも、
よくよくわかった。
人物の違いを弾き分けようとしてるつもりだったけど、
もっとずっと細やかな描き分けが要るのだ。

	三谷幸喜のありふれた生活2―怒濤の厄年
	三谷幸喜
	朝日新聞社

演出家にとって困ったタイプの俳優さんとは、
例えばダメ出しの時に言い返してくる人。
それも論理的に反論してくれるなら問題ないのだが、
困るのは「自分ではそうやってたつもりなんですけど」的な発言をする人。
そうやってたつもりでも、そう見えていなければ意味がないんですけど。


努力は必要だ。
でも、結果を出してこそ努力の意味がある。
努力そのものが評価されるわけではない。
でも、稽古は私を裏切らない。
それは必ず音に現れてくる。
この頃、けっこうマジメです。


　
Shamisen + vocal 松浪千静
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10月21日(日)　岡崎ワールドミュージックフェスタ
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