雑誌 邦楽ジャーナル 2018年7月号 378号 | |
Kawai-JPN Traditional Instruments 河合琴三絃司 |
邦楽ジャーナルの表紙がかっこよかったし
インタビューを読んで興味がわいて
石井竜也「陣」@新歌舞伎座を観てきました。
インタビューの中で語っていた
石井竜也の考える和のポップス、というものが
何なのかは分かった気がします。
かっこいい和、というのも
石井竜也は圧倒的にかっこよかったし
めっちゃいい声。
そして、その声の使い方をよく心得てる。
和の要素を取り入れる、といっても自分の歌い方は変えない、
とインタビューでも語っていたけれど、大正解。
“石井流家元”の歌なしには、このステージは成立しない。
同じく歌い方を変えない民謡歌手の吉田真紀子さんのコーラスが
バンドサウンドの中で異彩を放っていて、存在感が際立っていた。
が。それ以外の部分は、それほど目新しい演出ではなかったように思う。
そういうものを目指しているわけではないと思うけれど、
日本の伝統芸能の身体表現はもっとかっこいい。
たとえば、黒森神楽とか鬼剣舞とか(東北贔屓なんで…)
そういう動きを取り入れれば、きっともっとかっこよくなる。
なんて期待してしまいました。
Shamisen + vocal 松浪千静
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