演奏しているときの顔が怖いとよく言われます。
自覚がないわけでもないのですが、
これは三味線を弾いているときだけではなく、
ピアノを弾いていた頃かららしい。
学生時代に、ある受胎告知の絵の大天使ガブリエルの祝福の気配もなさげな無表情な顔が
ピアノを弾いてるときの私に似てる、と友人が盛り上がって、
そのときは、ひどい言われようだなヲイ、と思ってたのが、
ある時、自分の演奏写真を見て、
うわ、ほんまにそっくりやわ、、とがっくりきたのを覚えています。
でもねぇ。なかなか変わらないもんです。ほとんど無意識だから。
庄内バルでも、演奏後に挨拶したスタッフさんに、
演奏してるときと全然雰囲気違うなぁ、
弾いてるときの感じでは、めっちゃキツそうに見えた、
と言われました。
演奏中の顔が怖いってよく言われます。残念なことに。
とお答えしたら、
いや、いいねんで、プロの顔やと思う。
わしかて今日はボランティアでこんなんやけど、
スーツ着て仕事してるときはこんな顔してへん。
とのお言葉を頂戴しました。
うれしかったので、忘れないように書きました。