三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

一人前になる儀式。

2010年10月11日 | 三味線のはなし
殺陣用三味線の譜尺を剥がしました。

譜尺というのは、
初心者のお稽古用に勘所の位置を示すシールです。
津軽の場合だと、上から1,2,3…と数字があって、
それを棹に貼ってあるわけですが、
演奏しながら棹を見るなんてことは
三味線弾きとしてはタブーなので、
勘所を覚えたら剥がします。

もちろん、私にはもう必要ないものですが、
これはオークションで落札してもらったので、
うちに来たときから貼られていたわけです。

ずっと前に自分の三味線の譜尺を剥がしたときは
とてもあっさり剥がれたので、そんなものかと思っていたら、
今回はかなり糊が残ってしまい、後始末にけっこうかかりました。
棹が粘着質だったら、まったく弾けませんからね!
コメント
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