三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

なぜサロメなのか。

2007年10月04日 | サロメのはなし
そもそも、今度のサロメの構想は、
今とはまったく違った形で出てきたのでした。

たまたま、のこぎりの演奏を聴く機会があり、
その不思議な音色に惹かれ、
朗読と三味線とのこぎりで、何かできないかと考えて、
思いついたのが、「桜の森の満開の下」でした。
その後、今度の舞台でご一緒する中村さんを紹介していただいたのですが、
「のこぎり」というもののイメージからは対極にあるような、
とっても可愛い方だったので、若干方向修正。
「桜の森の満開の下」では、あまりにグロい気がしたので、
もう少し綺麗な感じがほしくなり、
首つながりでサロメが出てきたのでした(笑)。

その後、DOJYOJIに参加することになり、
小梅さんもサロメに興味があったとわかり、
ENの次回公演はサロメ!という話になったのです。
DOJYOJIの楽屋にて(笑)

そんな感じで、出会いが重なり繋がって、
ENのサロメが動き始めました。
いちばん最初に私が思い描いていたものより、
数倍スケールは大きくなってます。
この素晴らしい出会いに感謝。

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アートユニット「EN」第二回公演

SALOME

書 舞 劇 樂 影   のコラボレーション

■2008.2.2.sat.  19:00開演
      2.3.sun.  14:30開演 / 18:30開演
        受付開始:上演1時間前より / 開場:上演30分前より
■会場  一心寺シアター倶楽
        大阪市天王寺区逢阪2-6-13
■料金  前売り 2000円 / 当日 2300円
■お問い合わせ  sakiyama@wa-EN.net



オスカー・ワイルド原作の戯曲『サロメ』と
坂口安吾作の『桜の森の満開の下』をベースに
新たな解釈を加え、ENの“SALOME”が誕生します。

サロメをとりまく3人の男と純粋な欲望
舞台に流れる三味線と篠笛の音色が
幽玄の世界へと誘います。

ENの“SALOME”で
非日常な一時をお楽しみください。


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