HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ブルクミュラーと曲集と

2014年02月06日 | レッスン日記(小中高生)
毎週 木曜日に、レッスン室で顔を合わせるM4ちゃん(小3)とSちゃん(小4)。
Sちゃんが自分で「私たちって、木曜日だけの姉妹みたい!」と言うように、とても仲良く楽しく、良い関係を作っていてほほえましいです。

昨年の暮れに、二人とも それまでやっていた子ども向けの初級テキストを終え、そろって「ブルクミュラー」、そして「ピアノで弾くクラシック名曲集」の2冊を 新しいテキストとして先生からもらいました。

二人とも、ブルクミュラーと曲集を交互に進めていく、というスタンスをとっています。
ブルクミュラーは 基本テキストであり、各曲に課題も盛り込まれているので順番にやっていくとして、曲集の方は、それぞれが「好きな曲、弾きたい曲」を第一条件に、曲を選んでいくことにしています。

暮れに新しくもらった本ですが、これまでに二人とも、ブルクミュラーは3番までを終え、曲集のほうも2曲目を選ぶまでに進んでいて、大変良いペースです。

同じ曲を弾いても、一人一人の個性が表れて、Sちゃんは勢いよく力も強く、ダイナミックで どちらかというと男前な弾きっぷり。
そして小柄なM4ちゃんは、しなやかなリストを上手に使い、はつらつとした中にも細やかなタッチが生きた弾き方となっています。
二人とも元気な曲が好きなようで、この次に弾くのはM4ちゃんが「ベートーヴェンのトルコマーチ」、そしてSちゃんが「天国と地獄」と決まりました。

二人の生き生きした演奏が、聞えてくるような選曲ではありませんか。
来週、練習してきた演奏を聴くのが、とっても楽しみです。

クラリネットをこわしちゃった

2014年02月06日 | レッスン日記(小中高生)
Hちゃん(年長):
昨年の暮れに「ピアノひけるよ!ジュニア3」がめでたく終了し、「うたえる!ひける!ピアノ曲集2」と「オレンジのバーナム」に進んでいます。

「ピアノ曲集」は、パラパラと見ると 知っている曲がいっぱい出ていて、がんばる気持ちが引き出されるようなテキストです。
本をもらって、Hちゃんが最初に選んだのは「クラリネットをこわしちゃった」でした。
これは、ヘ長調で書かれていて、音も随分飛ぶし、Hちゃんには大分難しいのですが、「弾いてみたい」という気持ちを優先し、「伴奏はしなくていいから右手のメロディーだけがんばろう」ということにしていました。
チャレンジの曲の場合、こういう使い方もアリだと思っています。
期待に反することなく、Hちゃんは ひんぱんに出てくる「シの♭」も恐れることなく、堂々と弾きおおせることができました。
「クラリネット~」でがんばったので、次の曲は、最初の方のハ長調で簡単な曲にしようよ、と提案し、ちょうど春に向かうし「はるがきた」を次の課題としました。
この曲は、最終的には両手で弾いてもらいたいと思っています。