ハイドアンドシーク 暗闇のかくれんぼ（試写会）

ロバート・デニーロ、ダコタ・ファニング出演。
超感動スリラーだそうです、フライヤーによると。
超感動スリラーって何？（笑）

ところで、個人的に「スリラー」と「ホラー」の違いが分からなかったので、ヤフー辞書で調べてみました。
スリラー 【thriller】小説・映画・演劇などで、読者・観客にぞっとするようなスリルを与える作品。

ホラー 【horror】恐怖。戦慄(せんりつ)。「―映画」

スリルってなんだっけ？（笑）
スリル 【thrill】恐怖や極度の期待からくる緊張感。はらはら、どきどきする感じ。「―満点」
自分がバカになったかと思っちゃいました（苦笑）。

私は物事を感覚的に捕らえるタイプなので、理論的な事は苦手。言葉の意味とかも、感覚では分かるけど、説明するとなると、うまく言えない事がしばしば・・
すんません、映画とは関係ないっす。

この試写会、友人が当てたんですが、友人は怖い映画苦手。大丈夫なのか？と思っていたら、やっぱりあまり大丈夫そうじゃなかった（笑）私はドロドロ系のホラーは好きじゃないです。特にたいしたストーリーがなくて、ただ人を殺していくというような映画は。
基本的に怖い映画は映画館で観ません。でも今日観てみて思ったのは、一人で部屋で観るより怖くないかも、という事。
隣に座ってる友人は、怖いシーンになると、くっついてくるし（笑）、後ろの席に座っていた女性は「びっくりしたー」と普通に言ってたので（笑）

ストーリーは父子の話です。ダコタ扮するエミリーが引っ越した先で新しい友人が出来たと言い、彼の名前はチャーリーだと言うんですが、姿が見えません。それが恐怖を煽るんですね。
チャーリーが誰なのか、何なのか分からないまま、奇怪な事が次々に起こります。うん。なかなか怖いです。

ラスト１5分は絶対に人には教えてはいけないそうで（笑）
「シックス・センス」を思い起こしますな。
この映画は、父子の絆がテーマのようですが、私にはそれはよく分かりませんでした。ロバート・デニーロの演技からは、娘を愛していたり、心を開いて欲しいと思っている事は分かるのですが、その絆とラストが結びつかないです。

この映画で特筆すべき点は、やはりダコタ・ファニングの演技でしょう。素晴らしいです。狂気を感じさせる表情やセリフの言い方、恐怖で泣き出した後は、観てる私もなんだか辛くて、ずっと眉をひそめて観てました。
ロバート・デニーロに引けを取らない演技だったと思います。個人的には「アイアム・サム」の時より好き。

ビクっとする個所はあるけれど、今流行りの日本のホラー（ほとんど観てないんだが）みたいな怖さとは違うので、ドキドキハラハラ系が好きな人、ダコタ・ファニングが好きな人はお勧めです。
ストーリー的には、うーん・・・途中で分かってしまったのもあって、私は「シックス・センス」の方が好きかな。「シックス・センス」は全く気付かず、ラストに「なるほどー」と普通に感動したので（笑）
この映画は、特に感動しなかったので（毒？）、感動という意味でも、ストーリーは「シックス・センス」には及ばないかと。

公式サイトでは、心理テストみたいなのもあって、ちょっと面白いです。



ところで、ここから、ややネタバレ。肝心な個所ではないですが、未見の方は読まない方がいいかと。
疑問点です。どなたか分かる方、教えて下さい～～～




隣のご主人は、何者？奥さんが、悩んでましたよね？「主人がまさかこんな事まで・・・」というようなセリフがあったと思うんですけど、結局何だったでしょうか・・・