地御前神社の南側を流れる有府川に色褪せた旧国道の外宮橋が架かっており、すぐ上流部に小さな入り江がある。ここは有府之水門といわれていたようで、かつて管弦祭の当日風波が高い時に管弦船はここに退避していたようである。
神武天皇聖蹟誌によるとこの場所に説明標板があって「舊六月十七日厳島管弦祭の當日御座舩渡御の時風波高ければ此水門に繋船す」と記されていたようである。広電宮島線や国道2号線が出来る以前の社殿近くまで海岸線があった時代のことであろう。
地御前神社の南側を流れる有府川に色褪せた旧国道の外宮橋が架かっており、すぐ上流部に小さな入り江がある。ここは有府之水門といわれていたようで、かつて管弦祭の当日風波が高い時に管弦船はここに退避していたようである。
神武天皇聖蹟誌によるとこの場所に説明標板があって「舊六月十七日厳島管弦祭の當日御座舩渡御の時風波高ければ此水門に繋船す」と記されていたようである。広電宮島線や国道2号線が出来る以前の社殿近くまで海岸線があった時代のことであろう。