上川上地区の民家裏手にある地蔵堂で6体の地蔵像に3体の仏像が安置され祀られている。
当地蔵堂のいわれは定かではないが「奉謹造立本尊阿弥陀如来六地蔵尊」と記された文明16年(1484)の紀年台座が残されているようであり、古い時代から祀られてきたようである。当地には正安寺という寺があったようであるが、江戸期の地誌編纂頃にはすでに廃寺で詳しいことは不明とされている。
紀年台座には「誠翁○公禅師敬白願主」とあり、住持の名前がみられることからこの地蔵堂は正安寺が廃寺になった遺物が祀られたものではないかと思われるのである。
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