集英社文庫 464ページ 695円+税
東野圭吾さん 39冊目。
札幌の女子大生 氏家鞠子、東京の女子大生 小林双葉。お互いに自分に瓜二つ、分身のような女性がいることを知る。鞠子は東京に出てきて東京の大学生 下条さんの協力を得て、瓜二つの女性がいる謎を探る。同様に双葉は出版社の編集者 脇坂講介の協力で調査を進める。
この二人の調査は最後に至るまで交わりは無いが、核心に近づき20年前に行われたある実験を知ることになる。
本作は交互に「鞠子の章」と「双葉の章」が描かれています。それぞれに鞠子、双葉の内面と視線からの描写がなされています。瓜二つの2人を使っていますから、この形での進行がより引きだっています。
本書は1993年に出版されています。この時点で、DNA、遺伝子操作、人工受精、代理母を材料として、ミステリーを仕立てています。先日観た最新作映画「ジーン・ワルツ」も同じことをモチーフにしてました。東野圭吾さん、やはりすごいです。
脇坂講介が登場するシーンだけが、妙にアクション系になってしまているような気がします。脇坂講介が浮いてますね。このキャラを使わずとも、スリリングかつ判りやすい小説にできたような気がします。この点だけがマイナスポイント。
この作品も一気に読んでしまいました。よく考えると、ストーリー構成に多少無理がありますが、それでも楽しめる作品です。お薦めします。
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東野圭吾さん 39冊目。
札幌の女子大生 氏家鞠子、東京の女子大生 小林双葉。お互いに自分に瓜二つ、分身のような女性がいることを知る。鞠子は東京に出てきて東京の大学生 下条さんの協力を得て、瓜二つの女性がいる謎を探る。同様に双葉は出版社の編集者 脇坂講介の協力で調査を進める。
この二人の調査は最後に至るまで交わりは無いが、核心に近づき20年前に行われたある実験を知ることになる。
本作は交互に「鞠子の章」と「双葉の章」が描かれています。それぞれに鞠子、双葉の内面と視線からの描写がなされています。瓜二つの2人を使っていますから、この形での進行がより引きだっています。
本書は1993年に出版されています。この時点で、DNA、遺伝子操作、人工受精、代理母を材料として、ミステリーを仕立てています。先日観た最新作映画「ジーン・ワルツ」も同じことをモチーフにしてました。東野圭吾さん、やはりすごいです。
脇坂講介が登場するシーンだけが、妙にアクション系になってしまているような気がします。脇坂講介が浮いてますね。このキャラを使わずとも、スリリングかつ判りやすい小説にできたような気がします。この点だけがマイナスポイント。
この作品も一気に読んでしまいました。よく考えると、ストーリー構成に多少無理がありますが、それでも楽しめる作品です。お薦めします。
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先月同じ出張先で、この話になり、中Oさんは、東野さんとまったく面識はないとのことでした。