へんたいみやけさんの本と映画とCDとキャバクラ

へんたい みやけ さんの仮想世界? 理想郷

「ガリレオの苦悩」 東野圭吾

2011-06-06 | 本と雑誌


Photo

東野圭吾さん 49冊目。
帝都大学の物理学者 湯川学を主人公としたガリレオものの4作目。
(1)探偵ガリレオ
(2)予知夢
(3)容疑者Xの献身
(4)ガリレオの苦悩 (本作)
(5)聖女の救済
先に5作目「聖女の救済」を読んでいたので、今回 間を埋められました。

本作は5つの短編が収められています。
TVドラマで柴咲コウさんが演じた女性刑事 内海薫 が「落下る」から登場。TVドラマで湯川学と行動を共にしていた内海薫が 原作に現れてびっくり。調べたら、TVドラマ側のリクエストを東野圭吾さんが受け入れたそうです。
「落下る」では東野圭吾さん、女性刑事 内海薫の登場、そしてその立ち位置を上手く描きました。『女性ならではの視点、勘、理論』が見事。たとえば下着の入った宅配便の箱が下駄箱の上に置かれていたことについての、女性ならではの洞察力。女性刑事を登場させるのならば、その意味、意義をしっかりと書き込むところ、東野圭吾さんらしいです。

「落下る」「操縦る」はTVドラマ・スペシャル 「ガリレオ エピソード ゼロ」で放送されていました。観てから読んだ形になりましたが、ドラマ化を前提としてような原作のシナリオ作りのうまさに感心することしきりです。
ガリレオもののストックがたまったら、TVドラマのシーズン2やるんでしょうね。

一流の娯楽作品です。お薦めです。


<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=hiroakimiyake-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=4163276203" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« シトロエン C4 レポート その... | トップ | 「アンドロメダ…(Andromeda ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

本と雑誌」カテゴリの最新記事