早川書房 Kindle版
ハヤカワのペーパーバックサイズのSFシリーズ新刊のKindle版を読みました。紙の本が1728円に対してKindle版が1440円。価格差もありますが、すぐに読み始められることを優先しての選択。
紙の本のメリットとして、表紙や背表紙と内容が紐付けられて記憶に残ることがあります。他にも、紙や活字、組み版の感覚が何とはなしに頭にあって、記憶が蘇ることもあります。電子書籍ではこういう物体との連携記憶が無いというデメリットあり。これは竹田恒泰さんも書いておられました。これを補うためには、ブログなどに何かを書いて置くこと、ブクログのようなサービスを使って登録しておくことなどの方法があります。私は両者を使っていますが、まだまだ紙の本の物体との連携記憶をカバーできるところまではできていません。何か良き方法を見つけるのが先か、頭が電子書籍に対応するか、どちらが先なのでしょうか。
さて本題へ。
タイムマシンものSFです。僕という一人称で語られる未来。僕はタイムマシンの修理サポートの技術者。ある日タイムマシンから降りてくるもう一人の僕を光線銃で撃ち殺してしまった。さてどうなるか。
本作は、僕が うだうだ と語る話につきあわされるという形。これが面白いかというと、、、。よく分からない作品です。万人受けする作品ではないことは確かです。
SF的な宇宙で安全に暮らすっていうこと (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) | |
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