アノニマ・スタジオ 196ページ 1700円+税
京都北白川に住むイラストレーターのナカムラユキさんが京都の小さな文房具店にて見つけた古いペン、ノートやクリップ。これと合わせて、自身の文具への思いを語ったエッセイ。
京都の文房具店を網羅とか分析するということではなく、自分が見つけた、自分が好きな文具店。そこのおばちゃんとの語り合い、そして箱の中から発見した古い、懐かしい文具。土橋正さんのようなロジックではなく、女性の感性で愛おしい文具を語っています。
京都在住者としては、文具店となれば河原町三条の壺中堂、Angers、烏丸高倉のTag、そして百貨店かヨドバシカメラ、LOFTあたりにはよく行きます。しかし、街中の小さな文房具屋さんに足を運ぶことはありません。
本書ではナカムラユキさんが、営業しているかどうか分からないようなお店に入って、そこのご主人(その多くがおばあさん)と話をしながら、デッドストックを発見するというもの。これいいですね。
私も、小さな文房具店に入ってデッドストックを発掘したい。でも、お店の人と上手く話ができるかな、おばさんに嫌がられないかなと 今から心配なんぞしています。
まずは行ってみたいお店
・松本分光堂(大宮通寺ノ内上る)
・文明商社(七条通り新町西入る)
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