へんたいみやけさんの本と映画とCDとキャバクラ

へんたい みやけ さんの仮想世界? 理想郷

「ダイハツミライースのすべて」 (モーターファン別冊 ニューモデル速報)

2011-10-12 | 本と雑誌

Photo

三栄書房 80ページ 480円

10.15モード燃費でフィット ハイブリッドが30Km/Lを出し、マツダがハイブリッドの仕組み無しで デミオで同じ30Km/Lに到達したことに拍手を送っていたら、なんとダイハツが 普通の軽自動車 ミライース で32Km/Lというとんでもないことをしてくれました。さらに価格が従来のミラと同等もしくは安くなっている。ダイハツは一体何をやったのか? という興味が私の中で沸騰している時に本書を発見。早速購入して一気読みしました。

10.15モードで32Km/h、新規格 JC08で30Km/Lを達成したその報告が書かれています。これは分かりやすい記事でした。従来のミラは21Km/L。ここから40%もの燃費向上がなされました。その内訳は次の通り。
エンジン改良 14%
CVT改良 4%
軽量化 5%
走行抵抗の低減 3%
アイドリングストップ 10%
エコ発電制御 3%
一番効果があったエンジン改良。ここは圧縮比を11.3まで高めることを中心とした仕事です。デミオもこれがミソでした。
そして、一般に分かりやすいアイドリングストップ。停車時に加え7Km/h以下になったらエンジンが停止します。
この2点で24%。これに軽量化などの地道な改良を加えて40%もの燃費向上を達成していました。

Photo_2

燃費が良いから価格が高くなっても仕方ないという考えではなく、誰もが買うクルマだから燃費を良くするという考えで販売価格は従来車と変わりがありません。この考えは素晴らしいです。
このミライースの登場が、スズキ、ホンダに対して良き刺激を与え他社からも素晴らしい燃費のクルマが発売されるでしょう。
またミライースに続いて、ムーヴ、タントというダイハツの車高の高い車種にも展開されるでしょう。私はこれを待って、購入考えようかな。

ニューモデル速報に軽自動車が登場するのは珍しいことです。しかし、編集者、評論家の皆さんは普段以上のテンションでミライースに対峙して 文字を書いています。
軽自動車に興味が無い方にも 本書はお薦めです。



<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=hiroakimiyake-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=4779612926" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「猿の惑星:創世記」 ジェ... | トップ | 「ツーリスト」 DVD アンジ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

本と雑誌」カテゴリの最新記事