新潮新書 190ページ 680円+税
最近(と言ってもこの本の初版は2004年)の知財に関する動向を日経新聞の編集委員の目でまとめた本。
・遺伝子スパイ事件、200億円という金額が話題になった青色発光ダイオード裁判、Winy事件などの闘争・事件の情報。
・中国、米国、欧州、韓国、台湾の知財政策
・発明者と企業の関係;職務発明の課題
・特許侵害と無効審判という裁判
実際に発生した事件に基づき、現在の知財に関する課題を洗い出しています。新聞記事のように、事件の情報が書かれており、加えて国が持っている課題とその対策案の提言まで さらっと踏み込んでいます。 見方を変えると、情報を並べただけ。 これを分析して、さらに詳しい情報が欲しかったら自分で調べなさい という本です。
こういう情報をまとめた本は他には見あたらないので貴重かと思います。
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=hiroakimiyake-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=4106100894" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます