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「プロ野球重大事件 ー誰も知らない”あの真相”」 野村克也

2012-02-18 | 本と雑誌

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角川oneテーマ21 220ページ 724円+税
プロ野球界で起こった「事件」について野村さんの眼で観て判断、そして球界の長老 野村さんだから書けることを書いた本。

序章「プロ野球は大丈夫か」は昨年秋以降のプロ野球の事件についての解説。
昨年はオーナー会社、球団、監督についての問題・課題が表面化。これについて各事象を取り上げ、問題とその原因を究明。そして対処を進めないと今以上にプロ野球が衰退することの警笛を鳴らしています。
・ナベツネ・清武のラン
清武GMが読売新聞グループ本社会長 渡邉恒雄に反旗を翻した。双方が訴訟し、読売グループ内の紛争の様にも見えるが。。。
・落合監督解任
2011年もリーグ優勝、8年間で4回のリーグ優勝、1度の日本一という成績をあげた落合監督がシーズン途中に解任の発表。
・横浜DeNAベイスターズの誕生
12月のオーナー会議で楽天を除く11球団の賛成で新球団が誕生。しかし、監督は実績の無い中畑。日本ハムの新監督もコーチ経験も無い栗山。監督の人選は。。。

第1章~第3章は野村さんの現役時代を中心とした裏話が、特に脈略もなく記されています。野村さんの著作を読んできた者にとっては、ここはあえて読む必要なしです。
最後の第4章「野村流プロ野球改革案」は序章に提起した課題に対しての 野村さんの改革案です。いつもながらの分かりやすい正論。誰でも良いから、この改革案の一つに取り組んでプロ野球を元気にして欲しいと思った次第です。

序章と第4章はお薦め。



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