2016年 米国作品。
1996年作品「インデペンデンス・デイ」の続編にあたる。
1996年のエイリアンの地球侵略撃退から20年。人類はエイリアンの残骸から技術を吸収して大きな 進歩を遂げていた。また世界各国が団結してエイリアンの再度の攻撃に備えて軍備を拡充、惑星や月に防衛のための基地を築いていた。20周年を迎えようとした頃、土星基地の通信が途絶え、そして月基地に巨大な宇宙船が現れる。月基地の攻撃でこれを撃退するが、その後 全長4,800Kmに及ぶ宇宙船が出現して月基地を破壊。そして、大西洋に飛来してアメリが東海岸を壊滅させる。
エイリアン侵略もののSF大作。全作以上に突っ込みどころ満載です。
米国大統領は女性になっています。彼女が地球防衛の総司令官。絶えず判断が一拍遅れます。側近に「攻撃指示を」とか言われて、一瞬悩んで「攻撃」という指示をする。参謀の示唆よりも先に自らの考えに基づいて行う指示は無し。これが地球軍のトップとは恐ろしい。これ、ヒラリーを意識したのでしょうかね。
これと対比して描かれるのが1996年当時の元大統領。娘に介護を受ける状態だったのが、地球に危機が迫ると元気になっちゃって、防衛軍の前で「我々は戦わずして絶滅はしない」と演説をするは、そして戦闘機を操縦してエイリアンと闘っちゃいます。いくら技術が進歩しても介護老人が操縦できる戦闘機はあり得ない。
こうやって、突っ込みどころを見つけて解釈して語るには最適な映画です。これが本作の一番の楽しみかと思います。
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