2016年作品。
花沢健吾の漫画の映画化作品「アイアムアヒーロー」の前日譚にあたるdTV。
謎のウイルスが発生。これに感染した人間は心肺が停止するが活動を続けるだけでなく凶暴化して他の人間を襲う。感染者はZQNと呼ばれ、これに噛まれることで感染が拡がっていく。病院で看護師の仕事をする小田つぐみ(長澤まさみ)は夜間勤務についており、その日TVの取材がありこれにつぐみが対応していた。病院にZQNが運び込まれ、病院内で感染が拡がり始める。
TV取材のカメラ、監視カメラの映像、個人のスマホの撮影など、偶然撮影された映像をつなぎ合わせてパンデミックが起こっていく様を描いた作品。
結論から言うと観る価値無しの作品です。
まずは、またもやゾンビです。噛まれて感染する。凶暴だが動きは遅い。殺すには脳幹を破壊する。新しい恐怖の対象のアイデアが無いのでしょうかね。ゾンビが好きでない私には、「勘弁してください」という作品です。
ついで、パンデミック前夜の様々な映像を集めたという形がよろしくない。ひとつの映像を勝手に切り貼りしてパラレルに動かすということしていますが、時間軸がめちゃくちゃ。故に臨場感が全く無い。
とどめは演技が手抜き、下手過ぎ。
良いところ無しの作品です。
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