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へんたい みやけ さんの仮想世界? 理想郷

「稼ぐ「デザイン力!」」 大口二郎

2013-08-13 | 本と雑誌

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アーク出版 Kindle版 571円

まえがきから引用
デザインとは「企業の強みを色や形に表したもの」と言えます。企業の「強み」を商品のデザインで表現することで、ユーザーに「この商品にはこんな価値があります」ですから「こんな人に使って欲しいのです」と伝えることがデザインの役割です。
デザインをデザイナーに任せるのではなく、経営者、管理職がデザインに対して戦略を持ち、製品の差別化を図り、付加価値をつけることが必要。こうやって企業の強みをデザインとして表現する。

メモ
・デザインとはユーザーと企業のコミュニケーションのための「道具」と言えます。デザインが良い企業というのは、ユーザーとのコミュニケーションが良くできている企業なのです。
・外観の見た目だけを変えて付加価値をつけることは困難です。その商品の「強み」をデザインで上手く表現することが付加価値になります。
・5つの価値をデザインする。「ブランドの価値」「オンリーワンの価値」「スターターの価値」「安全・安心の価値」「環境の価値」
・商品の「価値」の部分をより良く魅せるのがデザイン。自社の製品が他社に比べて「小さい」のが売りなら、より小さく見せるデザインにするべき。
・本来、デザインとは形のことではなく、商品全体の「設計」の意味です。
・商品開発の際には、最初に「この商品は何を目的として作るのか」を真剣に考えて欲しいのです。こうした全体の設計図を作ることが「デザイン」です。「スタイリング」作業は、最後にその目的を上手く表現するのが仕事です。
・斬新なデザインを求めるなら「シルエット」を変えることが第一となります。そして、その「進化」のためには「技術の進化」が不可欠となることも忘れてはいけません。「技術の進化」なしにスタイリングだけを変えようとすると「奇をてらった」「風変わりな」デザインしかできてこないのです。
・仮説を立てて商品開発する必要がある。世の中がこうなるから、絶対こういった商品が必要になるはず、という確信をもって開発する必要がある。
・商品企画はA4を1枚で、できれば一つのネーミングで説明できるのがベストです。
・世の中で流行しているということは、すでに市場が飽和状態である可能性が大きいということです。よほど技術的な強みがないかぎり厳しいでしょう。

商品のデザインについて、デザインの専門家の立場から解説した本。商品の本質を魅せるためのデザインであるということ、その考え、事例の説明。
考えは分かった、あるべき姿も分かった、でも実際の企業でこれを実践するのは難しいかと。

少し変わった切り口からのデザイン論の本。私には少し合わないところありでした。


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