「アウトロー」 DVD トム・クルーズ

2012年 米国作品。

小説 ジャック・リーチャー シリーズの映画化。
元米国陸軍スナイパーによる乱射事件が勃発。犯人とされたジェームズ・バーは逮捕されるが、黙秘を続け「ジャック・リチャー」を呼べと紙に書く。ジャックは元陸軍の憲兵隊捜査官で、今はIDも不明の流れ者になっていた。ジャックはバーに会うが、暴力を受けて昏睡状態になっていた。バーの弁護を引き受けた女性弁護士ヘレンに会い、捜査を開始する。



アクションは控えめのサスペンス映画。ジャックがどういう人間なのか、そしてジャックがこの謎をどうやって解いていくか、この事件の犯罪者は？ ミステリーが最後まで継続して飽きることがありません。

主演のトム・クルーズは、渋い演技をしています。しかしながら、まだまだアクションに頼るところが見受けられます。ショーン・コネリーのような人間としての味のある演技でもなく、アクションでもなくトム・クルーズとしては中途半端な出来映えになっています。

ヒロイン役のロザムンド・パイクも中途半端。可憐な女性でもなく、やり手弁護士でもなく。作品に花を添える形にはなっていません。これはミスキャストかな。



一皮むけたトム・クルーズを期待しましたが、中途半端な作品になってしまいました。残念です。


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