子どものころは「昭和」だった

頭も悪く、体も弱い子どもでした。そんな子ども時代を思い出すだけ綴ります。
頭の悪い、体も弱い子の成長後も書いてみます。

50円を返しに行く

2015年10月22日 | 大人になって
昼間ドラマの再放送を見ていました。

母親が息子の写真の前でお嫁さんの刑事に話していました。
息子はお釣りが10円多かったと言って夜中に返しに行った。
10円くらいいいじゃないかと言うと警察官がそれではいけないと亡くなった
息子は言った。

そんなシーンでした。
わたしもそれを見ながら思い出したことがあります。
わたしの場合50円玉でした。

バスでお釣りをもらって、降車しました。昭和40年代の前半だったと思います。
まだバスカードはなかったと思います。バスカードはあってもわたしが持って
いなかったのかもしれません。乗車賃を現金で払いました。

お釣りは50円のはずです。家に帰ってよく見ると100円玉でした。

同じ路線のバスを待って、「何時何分にどこ行きのバスでお釣りを多くもらった。
その時の運転手さんに返してください」と言って50円を返しました。

その時にはそれがベストと思いました。
でも、よく考えてみるとわたしが乗ったバスの運転手さんは営業所に帰り、その路線の
清算は終わったはずです。
あとから考えると、50円を別の運転手さんに託したのはわたしが乗ったバスの運転手さんに
不利益になったかもしれません。

バカ正直は死ぬまで治りそうにありません。

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