ハートプラス・プロジェクト

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(食品用)ラップの応用について・・・

2015-08-13 14:34:05 | 知識やスキル
堅いハナシばかりでなく、ユルいハナシも大好きで・・・趣味の本か?なにか?
買おうかとさまよっていたら、視界に入ったこの本。



買ってしまいました。(しまった、てことはないか)


で、この手の内容の各種メディアによる記事でいつも気になること。


それは、「応急手当」に(食品用)ラップを包帯として使用すること。

「使ってはいけない」とは言いません。非常に便利ですからね。

しかし、これは、どうなんだろう?

と思うのが、骨折の手当の際の「副子の固定」に使うこと。


そう、これです




骨折の手当には、いくつかのルールがありますが、その中で


骨折端をムリに戻そうとしてはいけない

  骨折端を動かすことによって新たな傷がつくことを避けるため
  とくに、血管や神経を傷つけると治癒が長引いたり、後遺症が残る

  曲がっていたら、曲がった状態で固定するのが「手当」です



末梢(指先など)が観察できるようにしておく

  骨折には内出血=腫れが伴うため、固定後さらにきつくなり、
  血液の循環が悪くなることがあるため、末梢の色を観察できるようにしておく

  血行が悪くなったと思われる際には、患部に動揺を与えないように静かに緩め、
  固定し直す


というのがあります。


この絵のように固定すると・・・

骨折端に圧力がかかっていると推測されます → いいのかな?

そして、この状態で指先が紫色に変色してきたら、どうしましょう?

固定を緩める? → どうやって?

ラップの切れ端、わかりますか?

ハサミを使う?

ハサミ、普段から持ち歩いていますか?

切ったとして、その後は病院まで固定無しですか?



ラップは便利です。

しかし、使い方しだいともいえます。


こんなモノが使えます!
 
  こんなふうに使えます!


様々な情報が溢れています。


しかし、それを鵜呑みにする前に、原理・原則 に思いを馳せて欲しい。


そう、思わずにはいられません。


でも、この本、いろいろなコトが分かりやすく(4コマ漫画だし)書いてあって、おススメです。




  by スタッフ Q

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