残念ではありますが、この夏休み期間中、水の事故が多発しています。
(1年で振り返れば、総数は例年並みかもしれませんが)
水の事故は、遊泳中よりも釣りや魚とりなどの方が圧倒的に多いです。
泳ぐことを目的としているアクティビティより、泳がないことを前提としている方が
事故となりうることは、当たり前といえば当たり前です。
水に近づくならば、水に入った、落ちた、そんなケースを想定しないといけません。
そしてプールより、川や海での事故の方が多いのも事実で、
自然環境では、知っている人には当たり前でも、知らない人は、
全くの想定外の事象に遭遇したりします。
そんなところで事故になったりします。
また、「変化」のあるところは要注意で、監視もその辺りを見ます。
水深の変化しているところ
流れの変化しているところ
岸の地形が変化しているところ
水質(透明度など)が変化しているところ などなど・・・
さて、ここ数年で水の事故には「浮いて待て」というのが徐々に浸透しつつあります。
人間は、標準的な人であれば、体の2〜3%は水面に出して浮く事が出来ます。
海水であれば、もう少し浮力が効きます。
なので、この3%ほどを口、鼻に充てれば、呼吸もできますよ、ということです。
ここで手を挙げてしまうと、その分の浮力が無くなります。
大声を出すと、肺の空気が減り、やはり浮力が減ります。
自分の存在を知らせるのも大事ですが、
それは程々にして、浮くことに徹するのが大事です。
大事なのは、「呼吸」をするための「浮力」の確保です。
その「浮力」ですが、最近は、海水浴場でも「ライフジャケット」を貸し出してくれる
ところがあります。ありがたいですね。
このライフジャケット、浮力はありますが、万全か?というと・・・
まず、体に密着するくらいにしっかりと付けてください。
体とライフジャケットの間の隙間が大きいと、ライフジャケットは浮いていて、
体が水の中、ということになりかねません。
また、そこで体の向きを変えようとしてもライフジャケットが抵抗になって、
うまく動けないこともあり得ます。
(なので、体に合ったサイズのものを着用するというのが大前提)
股下の紐も必ず付けてください(無いのもありますが)。
バンザイ状態で水に落ちると、体が抜けることもあり得ます。
そして、ライフジャケットの浮力が効くのには、ある程度の「水深」が必要です。
稀に「泥酔者が、用水路に(うつ伏せに)転落して溺死」という事故を聞いたりします。
水深が30cmもあれば、人は溺死します。
そんな浅い水深で転倒した場合、大人であれば瞬間的に、腕を立てる、体勢を変える、
息堪えするなどできるかもしれませんが、小さな子どもには無理か、と思います。
また水深があったとしても子供の体重に対して浮力が大きいライフジャケット
(特に背中の浮力が強いと)では、うつ伏せに浮いた場合、
仰向けになるのが大変です。
想像してみてください。背中に浮き輪を付けてうつ伏せに浮いて、
すんなり仰向けになれますか?
というわけで、泳ぎができる子には力強い味方になり得ますが、
水がうまく掴めないような小さな子はたとえライフジャケットを付けていても、
親御さんの手の届く範囲で遊ばせるようにして下さい。
本日、朝方、地元のライフセーバーのところにお邪魔して、少しばかり
一緒にトレーニングさせてもらいました。
海水浴場では、彼らの言うことも、きちんと聞いて受け入れて下さい。
台風10号の余波が少し残っていました・・・サーファーにはいいコンディションでしたね
(1年で振り返れば、総数は例年並みかもしれませんが)
水の事故は、遊泳中よりも釣りや魚とりなどの方が圧倒的に多いです。
泳ぐことを目的としているアクティビティより、泳がないことを前提としている方が
事故となりうることは、当たり前といえば当たり前です。
水に近づくならば、水に入った、落ちた、そんなケースを想定しないといけません。
そしてプールより、川や海での事故の方が多いのも事実で、
自然環境では、知っている人には当たり前でも、知らない人は、
全くの想定外の事象に遭遇したりします。
そんなところで事故になったりします。
また、「変化」のあるところは要注意で、監視もその辺りを見ます。
水深の変化しているところ
流れの変化しているところ
岸の地形が変化しているところ
水質(透明度など)が変化しているところ などなど・・・
さて、ここ数年で水の事故には「浮いて待て」というのが徐々に浸透しつつあります。
人間は、標準的な人であれば、体の2〜3%は水面に出して浮く事が出来ます。
海水であれば、もう少し浮力が効きます。
なので、この3%ほどを口、鼻に充てれば、呼吸もできますよ、ということです。
ここで手を挙げてしまうと、その分の浮力が無くなります。
大声を出すと、肺の空気が減り、やはり浮力が減ります。
自分の存在を知らせるのも大事ですが、
それは程々にして、浮くことに徹するのが大事です。
大事なのは、「呼吸」をするための「浮力」の確保です。
その「浮力」ですが、最近は、海水浴場でも「ライフジャケット」を貸し出してくれる
ところがあります。ありがたいですね。
このライフジャケット、浮力はありますが、万全か?というと・・・
まず、体に密着するくらいにしっかりと付けてください。
体とライフジャケットの間の隙間が大きいと、ライフジャケットは浮いていて、
体が水の中、ということになりかねません。
また、そこで体の向きを変えようとしてもライフジャケットが抵抗になって、
うまく動けないこともあり得ます。
(なので、体に合ったサイズのものを着用するというのが大前提)
股下の紐も必ず付けてください(無いのもありますが)。
バンザイ状態で水に落ちると、体が抜けることもあり得ます。
そして、ライフジャケットの浮力が効くのには、ある程度の「水深」が必要です。
稀に「泥酔者が、用水路に(うつ伏せに)転落して溺死」という事故を聞いたりします。
水深が30cmもあれば、人は溺死します。
そんな浅い水深で転倒した場合、大人であれば瞬間的に、腕を立てる、体勢を変える、
息堪えするなどできるかもしれませんが、小さな子どもには無理か、と思います。
また水深があったとしても子供の体重に対して浮力が大きいライフジャケット
(特に背中の浮力が強いと)では、うつ伏せに浮いた場合、
仰向けになるのが大変です。
想像してみてください。背中に浮き輪を付けてうつ伏せに浮いて、
すんなり仰向けになれますか?
というわけで、泳ぎができる子には力強い味方になり得ますが、
水がうまく掴めないような小さな子はたとえライフジャケットを付けていても、
親御さんの手の届く範囲で遊ばせるようにして下さい。
本日、朝方、地元のライフセーバーのところにお邪魔して、少しばかり
一緒にトレーニングさせてもらいました。
海水浴場では、彼らの言うことも、きちんと聞いて受け入れて下さい。
台風10号の余波が少し残っていました・・・サーファーにはいいコンディションでしたね
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