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こいつと縁あって3日間暮らした。ほんとうはずっと一緒に暮らしたかった。だが、もともとは野生のコクワガタ。家の前でつかまえてから3日めの朝には逃がしてやった。逃がしたといっても、ダンボール箱に被せてた籠を外してオープンな状態でベランダに置いただけ。なので、もしかしたら、まだここにいるかもしれないって、翌朝そっと段ボール箱をのぞいてみたがやっぱりいなくなっていた。
3日間、超高濃度の砂糖水だけ与えた。せめて昆虫ゼリーくらい与えてあげたかったが、近所のペットショップには売ってなかった。そうだょね、まだ夏にもなってないのに、昆虫ゼリーなんてあるわけない。
深夜に帰宅した時、エレベータを降りたら、何か小さな物体が床に落ちていた。生き物だとわかったが、不思議な形をしていたのですぐには何かわからなかった。
顎を、この写真のように、めいっぱい広げていた。羽は、固い羽根を半分開き、ふわふわとさせ、中の柔らかい羽根をいつでも広げられるようにくしゃくしゃにしてだらしなく出していた。明らかに能動的に私の方をみて威嚇しているではないか。こんな小さいのに人間を床から威嚇するなんて、ほんとかわいいやつだ。
もうクワガタなんて出てくるんですね。
自然豊かなところに住まわれているんですね。想像しただけ、心地よい空気が吹いてきました!