黍生山の村夫子 (きびゅうやまのソンプウシ)

黍生山の村夫子が「蜂を追っかけた」とか「山が笑った」とか言ってます。

知らぬが仏のスズメバチ(2)

2013年08月10日 17時22分45秒 | 日記
 
昨日の続きです
これはもう自分で駆除するしかないと覚悟し山の駐車場に向かいました
山頂の駐車場でクロックスから長靴に履き替えると
腫れた足が締め付けられて痛い
20日前の発病時を思い出すまさかこのタイミングでまた長靴を履くとは…
防護服を背負ってカメラを…カメラが無い
家に帰った時、駆除は面さんにお願いする心算だったのでカメラを降ろしてしまったのだ
どうも流れが悪いなあと登り出す
しまった杖を忘れた今の私にはしっかりした杖が必要なのに…
先程下りる時あれほど太い杖が欲しいと思ったのに流れが悪いなあ
でも、上りは矢張り楽だった痛くない訳では無いが我慢できる範囲
山頂着記帳箱の前には相変わらず門番が一匹頑張っている
バカが動くと彼女もそれに合わせて向きを変えるロックオンと言う訳
さて!と一応カッパのズボンを穿き防護服を着る
時刻は午前11時無風暑い
愛用の「ハチジェット」を持って丸太をどける
すると門番が飛び立ちそうに直ぐにハチジェットを噴射
そのまま扉の隙間から中に噴射同時にもう一つの穴に棒を差し込み逃亡阻止
数秒で使いかけのハチジェットが無くなった
普通の蜂ならとうに全滅の筈
ところが流石は大型スズメバチ逃亡するヤツがいる
新しいのを追加噴射
暫くして扉を開けると外被は全くなく裸の3段の巣
と言う事は引っ越し中だったのか

 
キイロスズメバチは5月頃狭い閉鎖空間に営巣を始めます
ある程度巣が大きくなり勢力が拡大すると軒などの広い場所に引っ越します
その時期が7~8月今は元の巣とこちらの両方で活動していると思われます
扉の窓には薄い外被が貼ってありました(Topの左右の画像で違いが判ります)
また扉の周囲も全て目張りがしてありました
そう言えば扉を開けた時重かった様な
よく刺されなかったなあ本当にラッキーでした

記帳箱を簡単に掃除まだ帰還蜂が居るので記帳箱を再び封鎖
扉には「ハチキケン」と下手な字で書く本当に下手だなあ
丸太の上に蜂の死骸を蒔く「これで分るだろう」と

下りて来る時はもう泣きの涙でした
誰も居ないのを良い事に半歩足を出す毎に悲鳴を上げながら下りて来ました
「これは完全に前より酷くなっている」
「明日はどうなっているだろう?」
もう足の事しか考えられませんあっ明日の事も考えたか
帰って巣を見ると驚いた事にあれだけ殺虫剤を掛けたにも拘わらず
ほとんどの幼虫は生きていました
ヘボの5倍もある大きな幼虫は冷凍にされヘボの最高の餌です
そして心配された足ですが大丈夫です
どうやら打ち身や捻挫と違って外的炎症がある訳では無いので
物理的に無理をしても症状に影響はないようです
と言うか今日の午後からは足を引きずらずに歩けるようになりました
ヘボの祟りがキイロスズメバチ駆除で清められたのでしょうか
殺しておいてなんですがキイロスズメバチ様様です
勝手だなあ



知らぬが仏のスズメバチ(1)

2013年08月09日 16時38分12秒 | 日記

昨日の事です
もうひと月も黍生山に行ってない
せめて車で上の駐車場まで行ってみようかな?
林道の様子を見ながらゆっくり登って行く
途中直径10㎝位の松が2本倒れていたのと雨で路面が掘られていた位で豪雨の被害は無さそう
山頂の駐車場に着いて一応車を降りる
履物はLLサイズのクロックスだけど半歩づつゆっくり歩いて山頂に行ってみようかな?
意外と歩けた上りは大丈夫かも
でも一度躓いて「イテ~!」
誰も居ない山頂は静かなもの周りの山も靄っている

 
「記帳箱の窓がイヤに古臭いなあ!こんなんだったかなあ?」
「あっ、そうだ記帳を見て見よう」
ノートを取り出すと何か小動物が糞でもしたのだろうか
表紙が汚い
何か払う物は無いかと捜す
辺りを見回した時今ノートを取り出した記帳箱が目に入る
キイロスズメバチだ~
箱の周りをキイロスズメバチが10羽程飛んでいる
半開きのドアの隙間から中を覗くと立派な3段の巣
喜んでいる場合ではないそ~っとドアを閉め記帳箱の前に丸太を置く
これで丸太をどけないと記帳箱は開かない
もう足が痛いのでこれ以上は無理
後は面さんにお願いしよう
車に戻るのだが下りは足がチョー痛い
「もう絶対登らない!」と反省しながら下りる
家に帰って面さんに
と面さんの声が優しい
小声で「今 豊田に行くバスの中です」
バスの中豊田飲み会だ~
「気を付けて」と電話を切る
俊さんにお願いしようかと思ったがバカと一緒で俊さんはヘボ用の防護服しか持っていない
しかも彼は刺されると凄く腫れる体質ムリ無理
でもあのままにして置くと誰かがきっと記帳箱を開けるだろうなあ
世の中には好奇心の強い人が居るもので
「開けちゃダメ!」って言うと無理にでも開けたがるんだよなあ
「山頂何か行くんじゃなかった!」「記帳箱開けるんじゃなかった!」
「しかし自分もよく刺されなかったなあ」「多分あと数秒開けていたら刺されただろうなあ」
「あんな山頂で刺されたら大変な事になっただろうなあ」「足が痛くて走れないし…」
「何より登山者が刺されなくて良かった」
「もう一度登るの嫌だなあ」「明日足はどうなるんだろう」
頭の中では脈絡の無い事を色々考えながら嫌々殺虫剤と防護服をもって車に乗る
「嫌々やると刺されるんだよなあ」
しかし車は山頂へ

つづく

祝甲子園初勝利!

2013年08月08日 18時11分18秒 | 日記
                           
勝っちゃいました
ビックリです
9回の攻防は怖くて見て居られませんでした
相手はあの箕島
ピッチャーが勝ちを意識して…
そうでなくても制球に難のある投手
なんて考えるともう無理
TVのスイッチを切りました
暫くしてそろそろ決着が着いたかな?とTVのスイッチを入れると
笑顔のナインがスタンド前に整列していた
まさかの勝利です
日川高校甲子園初勝利です多分
皆さんの応援のお蔭でしょう
ありがとうございました
次戦は大阪桐蔭だそうです
相手にとって不足は無い向うがどう思ってるか知らないけど


祝!甲子園

2013年08月07日 14時55分52秒 | 日記

母校「日川高校」が甲子園に出場します
1901年山梨県立第二中学校として発足20世紀と共に歩き始めました
上の校章は二中の中の字2つを45度づつ左右に傾けて重ね合わせてもの
一つ一つは文武両道のペンと剣を表し、全体で空に輝く一つ星を表します
カッコいいでしょう
で文武両道
文では旺文社の赤尾好夫氏、作家では深沢七郎氏、林真理子さん
武ではプロレスラーの故ジャンボ鶴田氏、単車で北極点走破の風間深志氏
ジェフ市原の監督だった清雲栄純氏
明大中野相撲部監督で若乃花・貴乃花の育ての親である武井美男氏
因みに武の方は全員バカの同期生です
どうもバカの年は武の方が勝ってたのかな
特に故ジャンボ鶴田氏は2年の時隣の席でしたが凄くシャイで優しい男でした

あっ、で甲子園ですが明日の第3試合和歌山のあの箕島とです
まあ向こうも久し振りですので
ので応援宜しくお願い致します
まあバカが何をする訳でもありませんが










ナツアカネ

2013年08月05日 18時15分20秒 | 日記

下の河原でナツアカネ?が飛び始めました
今年は先月から猛暑が続いたのでもうそろそろ秋?って言う気分ですが
まだお盆前なんですよね
また猛暑が始まると言う7日が立秋なんていうのも皮肉です

 
ナツアカネを撮っているとその背景の川の中では小魚が涼しそう
「いいなあぁ!」
今年も泳ぐことはないんだろうなあなんて思いながら小魚を見ていました