昨日の続きです
これはもう自分で駆除するしかないと覚悟し山の駐車場に向かいました
山頂の駐車場でクロックスから長靴に履き替えると
腫れた足が締め付けられて痛い
20日前の発病時を思い出すまさかこのタイミングでまた長靴を履くとは…
防護服を背負ってカメラを…カメラが無い
家に帰った時、駆除は面さんにお願いする心算だったのでカメラを降ろしてしまったのだ
どうも流れが悪いなあと登り出す
しまった杖を忘れた今の私にはしっかりした杖が必要なのに…
先程下りる時あれほど太い杖が欲しいと思ったのに流れが悪いなあ
でも、上りは矢張り楽だった痛くない訳では無いが我慢できる範囲
山頂着記帳箱の前には相変わらず門番が一匹頑張っている
バカが動くと彼女もそれに合わせて向きを変えるロックオンと言う訳
さて!と一応カッパのズボンを穿き防護服を着る
時刻は午前11時無風暑い
愛用の「ハチジェット」を持って丸太をどける
すると門番が飛び立ちそうに直ぐにハチジェットを噴射
そのまま扉の隙間から中に噴射同時にもう一つの穴に棒を差し込み逃亡阻止
数秒で使いかけのハチジェットが無くなった
普通の蜂ならとうに全滅の筈
ところが流石は大型スズメバチ逃亡するヤツがいる
新しいのを追加噴射
暫くして扉を開けると外被は全くなく裸の3段の巣
と言う事は引っ越し中だったのか
キイロスズメバチは5月頃狭い閉鎖空間に営巣を始めます
ある程度巣が大きくなり勢力が拡大すると軒などの広い場所に引っ越します
その時期が7~8月今は元の巣とこちらの両方で活動していると思われます
扉の窓には薄い外被が貼ってありました(Topの左右の画像で違いが判ります)
また扉の周囲も全て目張りがしてありました
そう言えば扉を開けた時重かった様な
よく刺されなかったなあ本当にラッキーでした
記帳箱を簡単に掃除まだ帰還蜂が居るので記帳箱を再び封鎖
扉には「ハチキケン」と下手な字で書く本当に下手だなあ
丸太の上に蜂の死骸を蒔く「これで分るだろう」と
下りて来る時はもう泣きの涙でした
誰も居ないのを良い事に半歩足を出す毎に悲鳴を上げながら下りて来ました
「これは完全に前より酷くなっている」
「明日はどうなっているだろう?」
もう足の事しか考えられませんあっ明日の事も考えたか
帰って巣を見ると驚いた事にあれだけ殺虫剤を掛けたにも拘わらず
ほとんどの幼虫は生きていました
ヘボの5倍もある大きな幼虫は冷凍にされヘボの最高の餌です
そして心配された足ですが大丈夫です
どうやら打ち身や捻挫と違って外的炎症がある訳では無いので
物理的に無理をしても症状に影響はないようです
と言うか今日の午後からは足を引きずらずに歩けるようになりました
ヘボの祟りがキイロスズメバチ駆除で清められたのでしょうか
殺しておいてなんですがキイロスズメバチ様様です
勝手だなあ