霜恋路日記

【しもこいじにっき】
ロマンチックな名前「恋路」という場所においての出来事です。これは正真正銘本当の地名です。

来目皇子仮埋葬地

2008-10-03 08:38:56 | 歴史/古文書
 この場所は桑山の頂上にあります。頂上に登って見ましたが180度防府市が展望でき瀬戸内海が綺麗に見えて眺望抜群です。

 毛利家が防長2州に移封され城を建設する候補地にのぼった理由が良く分かります瀬戸内海に面し今後の貿易などに便利であったこと北前船を利用して商いを活発にし財政を豊かにしたいという目論見があればこの桑山が3候補地では一番だと思います。なにしろ県内最大の平野部を有しているなど発展の余地が十分あったのですから。萩、山口はそれらに劣ると思いました。

 来目皇子(くるめのみこ)は聖徳太子の弟といわれています。塔ノ尾古墳からの出土品を山頂に埋めて石の祠(ほこら)が造ってあります。その敷地は宮内庁となっていますので宮内庁が管理しているのではないかと思います立て札にも宮内庁の文字が見えました。
 なぜこんな地に聖徳太子の弟の墓があるのか必然性が出てこないですねいくら国府があってもこんなところに赴任しないのではと思います。

 いまは来目皇子と塔ノ尾古墳との関係は現在疑問視されているとのことでした。
 


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1 コメント

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遅ればせながら (レンタルキャット)
2017-10-05 14:54:49
 すでに指摘があったかも知れませんが来目皇子は新羅へ戦いに行く途上、今の福岡県で病死、その亡骸を桑山に仮埋葬したもので周防国府に赴任したわけではありません。
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